希望の色は空色。

突然告げられた「活動休止します。」という言葉にあれほど泣いたことはない。

 

それが2012年2月1日。

 

2006年12月9日。

母親に連れていかれたとあるバンドのライブで私ははじめて音楽の良さを知る。当時14歳。

それまでの私は趣味というものがなく、ただ生きてる、いや、生かされている、そんな日々を過ごしていた。

 

ステージが暗転し、音が鳴り出したその瞬間にはもう引き込まれていたこと、はじめて聴いたはずの曲を帰りには口ずさんでいたことを今でも思い出せる。

 

レミオロメンというバンド。

 

それからはCDを買い漁り、母親にCDウォークマンを借りて鬼のようにパワープレイしていた。

 

高校にあがり、バイトを始めて自分で稼いだお金を使ってCDを買ってライブに行くようになった。

当時の私の口癖といえば「このバンド以外に好きになれる音楽がない」今思えば中二病みたいですね。若いね。

実際はレミオと出会って2年後には「新しい音楽を知りたい!」と手当り次第聴いてました。バンドばかりだったけど。

 

 

2011年「花鳥風月ツアー」は47都道府県でのライブで、それまでの彼らを見ていて「このツアーが終わったら活動休止とかするんじゃないか」と薄々感じてはビクビクしてました。

実際そうなってしまい、なんとなく分かっていたことといえあまりにもショックでした。

 

藤巻さんがソロになり、それでもやっぱり藤巻さんの作る曲が好きで、ソロもずっと聴いてライブも行ってたのですが、やっぱりどうしても「治さんのドラムと啓介さんのベースじゃなきゃ」と思いしばらく聴くことも、ライブに行くのもやめてしまった。

 

その頃から急激にライブへ行くようになった。

ニゾンNICOフジファブリック‥‥など。

今も大好きなバンドですね。

 

とある日久々にウォークマンをシャッフルにしていたときにレミオロメンの曲が流れて来て、妙に安心してしまって。

ああ、私はやっぱり好きなんだな。と思いまたソロの曲を聴き、ライブにもちょいちょい行くように。

 

 

今年の7月にフジファブリックの山内総一郎さんとのツーマンが発表されて当然行く気満々でいました。チケットがご用意されなかったので行けませんでしたが‥‥。

正直かなり凹んだのですが来月リベンジを果たせることに。しかも福岡で。しかもフリーライブ!そして濱田貴司さんもいる!

これはとても嬉しいので全身全霊で音楽を楽しんできます。

 

 

話を戻すと2012年2月1日に活動休止をした日から5年と7ヶ月。藤巻さんの新アルバムに治さんと啓介さんが参加されている!というお知らせが耳に入ってきて、嬉しいやら泣きそうやらいてもたってもいられなくて書いてみました。

 

 

完全復活、、、はすぐに、とはならないだろうけど大きな大きな1歩だ。