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今日(?)で開設から1年になるみたいですね。そんなに更新してないんでアレですけど(笑)
昔は俳優女優がちょっと売れたくらいで音楽なんてしあがって!とか曲がったことを言っていたし、いまもそんな節はないとは言えないのだけれども、素直にいいなぁ、と思えた人がいました。
菅田将暉くんのアルバムを買いました◎
もともと俳優さんとしても結構好きなんですが、彼が歌う人だと知ったのはひょんなことからフジファブリックの「茜色の夕日」をカバーしていると知り、動画を見たのがきっかけでした。涙ながらに歌うその姿に惹きつけられた。
今回、そんな「茜色の夕日」もアルバムに入っていると知り、買ってみようかなーと思ったのです。あと個人的に黒猫チェルシーの渡辺大知くんやamazarashiの秋田ひろむさんなどが参加しているのも魅力でした。
いつもながら知識と語彙力がないので
ゆるっと感想を書いていきます◎
01.さよならエレジー
まずこの曲の何が好きかって、アコースティックギターの旋律。どタイプです。
歌詞もすごくいいなーと思っていたら石崎ひゅーいさん作詞作曲。そりゃ好きだわと一瞬で納得しました。圧倒的声フェチなのは認めるのですがとても歌声が好きです。
02.いいんだよ、きっと
本当に個人的意見で申し訳ないのですが、歌い方や歌詞にAL(ex:andymori)の小山田壮平さんを感じました。「アイスクリームを食べようぜ」「主人公は不幸なのさ」あたりの歌詞がandymoriぽいなと思いました。そういえば菅田くん壮平さんと仲良いとか好きとかそんな話聞いた気がする。多分だけど。
03.見たこともない景色
auのCMで流れている時誰が歌っているんだろう?いい曲だなーと思ってました。最初聴いた時はまさか彼だとは思わなくて、びっくりしたよね。誰だと思ってたんだろう、忘れてしまった。
04.ピンクのアフロにカザールかけて
最初の1秒で忘れらんねえよの柴田さんだと察する。前3曲を完璧に覆す感じの曲調と歌声。
こんな歌い方もできる人なんだ!とびっくり。
歌詞は菅田くん。もやもやをぶっ飛ばしてくれそうな歌詞でした。
「これだけは言わせてよ 僕の人生は僕のものなんだ」
05.風になってゆく
4曲目のテンションからまた空気がガラッと変わる感じで、ひとつの物語を見ているかのような曲でした。こういう曲、とても好みです。
06.台詞
石崎ひゅーいさん作詞作曲。
「俺をふるなんてたいした女だな」と菅田くんに歌わせるなんて最高だなと思いました。
他にも菅田くんファンが悶え死にそうな歌詞が散りばめられていました。最高ですね、ありがとう石崎ひゅーいさん。
07.スプリンター
amazarashiの秋田ひろむさん作詞作曲。
メロディーや歌詞に漂うamazarashiのエッセンス。めちゃめちゃ詳しいわけじゃないけれど、
秋田さんの書く歌詞すごく好きなんですよね。
リアルな感情みたいなものがグッとくる。これを菅田くんが歌うことにもグッとくる。
08.ゆらゆら
菅田将暉くん作詞作曲。
「空を見上げても星が見えないことに気付いた」という歌詞で茜色の夕日が思い浮かんだ。
あの曲は「見えないこともないんだな」だけど、同じような風景が浮かんだ。
09.呼吸
このアルバムの中で一番好きだなと思いました。歌詞も曲調もどタイプ。
こういうちょっと葛藤だったり悩んでいたりする曲に弱いです。
10.浅草キッド
ビートたけしさんのカバー。桐谷健太くんとのコラボ曲ですね!この曲桐谷くんの声もドスッと効いていてとても良き◎火花、見に行きたかったけど結局行けずじまいだったのでDVDレンタルしに行こうと思います。
11.灰色と青(+菅田将暉)
米津玄師さんとの曲。菅田くん名義のアルバムだけど+とついているあたりが素敵。
職場でよくかかっていて聴いているうちに大好きな曲になりました。
ずっと「気になる」存在として君臨し続けていた米津玄師さん(1stアルバムだけウォークマンに入れていた)を最近ようやく本格的に聴き出した訳なのですが、米津さんの才能って凄いですよね。ほぼ同世代っていうのがまた信じられない。SuchmosのYONCEさんといい才能のある同世代はとても尊敬してます。
12.茜色の夕日
フジファブリックの大名曲。
志村さんが18歳でミュージシャンを志して上京をしてきた時に書いた曲。挫折しかけて故郷に帰ろうとしたときに「音楽辞めるんだったら、その曲俺にくれよ!」と気志團の綾小路翔さんに言われて音楽辞めるのをやめたというエピソードがありますね。志村さん亡き後もフジファブリックにとってもファンにとっても大切な曲です。そんな屈指の名曲を菅田将暉くんが2013年のファンクラブイベントで披露した5年後。
またこの曲が彼の声で聴けるのがとても嬉しく思いました。大切に、大事に、歌っているのが伝わってきました。偶然か必然か、意識してるのか、無意識に似てるのかは分からないけれど、ときたま志村さんを感じるような歌い方で、それがまた心に響きました。
全編を通しで聴いてみて曲の振り幅の大きさに驚いたのと曲によって歌声がガラッと変わる。
俳優さんとしてもいろんなタイプの役柄を演じる人だなと思っていたけど音楽にもそれが生かされているなと感じました。
いいアルバムです。DVDはまたゆっくり見てみようと思います!