GWのはなし。
GW10連休中7日間仕事という結果になった今年。
唯一の2連休を取得し3年振りに関東へ。
5.13 16:00仕事を終えてダッシュで新大阪へ。
駅弁とお土産とスタバを買って新幹線に乗る。
「25」番線にテンションがあがる某バンドのファン。新幹線で名古屋より東に行くのははじめてです。
GW後半ということもあり自由席はパンパン。
指定席も全部埋まっていました。
21時前に東京へ到着。
重たいキャリーケースを引いて、ネズミたちがいる夢の国から帰ってくる人を横目に京葉線のホームを目指す。この道も3年振り。
40分ほど揺られてこの日宿泊する千葉県のホテル。
適当に選んだ割にやけにいいホテルでビビり倒す。温泉もあったので日々の疲れも削ぎ落としてきました。
お部屋がまたこれ17階の「25」号室。
でテンションがあがってしまう単純な私である。
この日は次の日に備えて早めの就寝。
5/4
朝早くにチェックアウトし、まず千葉駅へ移動。この日宿泊するホテルへ荷物を預けて軽装に。
そうです。念願のJAPANJAMへやってきました。
1月の時点でNICO Touches the Walls、UNISON SQUARE GARDENが発表されており、これは行かなきゃ‥‥?という安易な考えで参加を決めてました。本州に来てからフッ軽度が増しましたね。陸続きって大事。
その後まさかのフジファブリックが同じ日に追加されるというミラクル。
NICO Touches the Walls、フジファブリック、UNISON SQUARE GARDENはいわば私の三種の神器のようなものなので、同じ日にこの3バンドを被りなしで見られる奇跡。最高の令和幕開けですね。
NICOT、ユニゾンタオル、フジファブリックの帽子というフル装備で向かう。
蘇我駅を降りると人だかり。
一発目のNICO Touches the Wallsの時間が迫っていたため早歩きで向かう。
リスバン交換して入場、1分でリスバンを落とす始末。すぐに気づいて後ろを振り返るとブルエンTのお兄さんが「落としてますよ!」と届けてくれた。ありがとうございます。
NICOが絡むといつもそそっかしくなるのやめたい。
スカイステージに向かうと既にリハが始まっている。下手側四列目あたりが空いていたのでそこに潜り込む。
「有言不実行成仏」を歌った後アコギに持ち替えて「手をたたけ」を弾き語り。
「手をたたけ」の人気はやはりいまも強い。
11:15~ NICO Touches the Walls
野外ライブ恒例になりつつあるが、光村はグラサン姿。柄シャツと髪型も相まってチンピラにしか見えない。
対馬さんは珍しく帽子被っていなかった。新鮮。
音源よりBPM遅めのアコースティックぽい「天地ガエシ」のイントロ。
この曲が序盤にくるのはなかなか珍しい気がする。ももクロ、04LS待ちで埋め尽くされたこの会場をNICOの色に染めていく感じ、最高でした。間奏部分ではワンマンでは出てこない「オイッオイッ!」という掛け声。フェスならでは。良い。
そこから続く「VIBRIO VULNIFICUS」が相変わらず狂気的。初めて聴いた去年のツアーからもっと進化を遂げていた。
やっぱりこのゴリゴリロックのNICO好きだ。
"舌の先を尖らせる"で舌を尖らせるボーカルが朝から刺激強すぎてダメです。
光「僕らの地元、千葉県へようこそ。
早起きしてくれたみなさんに新曲をプレゼントします。マカロニという曲です。」
NICO特有といっても過言ではないほどの闇と怪しげな雰囲気の「マカロニッ?」
この曲はやっぱりリズム隊の活躍がたまりませんね。ベースの音が特に。
"下品な声飛び交う""泣いてる また泣いてる"という歌詞が印象に残っている。
最近の曲でいうと「いいこになっちゃいけないの」にもっとダークさを加えた感じの印象。
(※個人的な意見ですが)
途中からコールアンドレスポンス。
最初は普通だったのだが
光「へえ、ついてこれてんじゃん」
の後に求められたのはスキャット(しかも激ムズ)。当然我々NICOファンも含め出来るわけがなく「‥‥‥‥」とただただ圧倒される蘇我の民。
ほーん?みたいな顔を一瞬したあと
無理だよ!とジェスチャーなりなんなりしてる人々をみてニヤァとしていた。
そこから「ローハイド」へ。
フェスでローハイドって珍しくないですか?
と思ったけど私結構聴いてるな?
フェスのNICOは2017年のナンバーショット以来だから他がどうなのか知らないけど。
今日も今日とて「君とま↑いにち乾杯しよう」だったので100点満点です。
光「我々は6/5に3年振りにニューアルバムをリリースします。新曲10曲!‥‥10曲作っただけでも十分偉いんですけど、、それに加えて同じ曲のアコースティックverも作ったので20曲レコーディングしました!」
OYSTER、TWISTER同様ACOver収録。
味を占めてる。まったく。2枚別売りでも買うんだけどなぁ。
光「その中から僕らが1番のお気に入りの曲を」
新曲「18?」(ACOver)
"Ginger Lily"や"Tokyo Dreamer"を思い出させるような曲だった。最近オラオラ系を半端なく出している彼の葛藤とか苦悩も感じられた。
やっぱこういう所変わらないよなあと思う。
そういうところ好きなんですけどね。
アルバムの1曲目に相応しいアンセムソング。
はやくアルバムが欲しい。
古村さんのコーラスがめちゃくちゃ綺麗だった。
ここ最近はスーパーサポートメンバー浅野尚志さんのキーボードではじまり、光村さんがシュールすぎる踊りを披露することが定番になりつつあった(?)
「Funny Side Up!」は今日は4人のためギター始まり。
この曲のコールアンドレスポンスはめちゃくちゃ楽しい。
ラストはもちろん「THE BUNGY」
この曲がなきゃやっぱりフェスははじまらない!今日は"灼熱の蘇我"でした。
もちろんその後ニワカ雨降り注いだけど日差しは強くなったね。。
NICO Touches the Walls セットリスト
リハ:有言不実行成仏
手をたたけ(1番のみ弾き語りで。)
1.天地ガエシ
2.マカロニッ?
3.ローハイド
4.18?(ACOver)
5.Funny Side Up!
6.THE BUNGY
関東のフェスでよく出ていて
ずっと食べたかったハム焼きを食す。with酒
空きっ腹に酒はあかん。
酒豪の血を引いているとはいえちょっとふらついたね。寝不足のせいもあるけど。
ハム焼き、塩コショウがしっかりきいている。美味。ジャンキーに見えるけど意外とそうでもなかった。
遠くでベボベが青春時代によく聴いていた曲を歌っているのを聴いていた。懐かしい。
結局TOTALFATと選べずにどちらも見れずに写真タイムになってました。
ロータスステージに向かいフジファブリックを待機することにする。果てしなく上手の最前列。
隣のステージはももいろクローバーZ。
超楽しそう。結構行きたかった。
そうこうしているうちに、こちらのステージにはBiSHが出てきた。
某フォロワーさんに「いいからBiSHを見ろ!」って言われていたこともあり、初めて見ることに。1番最初からカッコイイ。
彼女たちのことあまり知らなかったんだけど、想像よりはるかにパンクでロック。
そしてなにより、ダンスと歌が上手い。
会場の一体感も凄まじまかった。
楽しかった。前の人に合わせて見たけど初心者にはなかなか難しかった(笑)
終わる頃には完璧に虜に。
ボブヘアの子が超絶好みだった(アユニさんというらしい。)
アルバム‥‥借りよ、ときめた令和初のトキメキ音楽です。私が女性グループにハマるのはかなり珍しいんです。
BiSH セットリスト
遂に死
ジャイキラ
星が瞬く夜に
本当本気
ステレオフューチャー
MONSTERS
ファーストキッチンライフ
beautifulさ
BiSH勢がはけたタイミングで上手側最前をゲットしてしまう案件。フェスのフジファブリック、最前取れすぎ案件。
ORANGERANGEが青春時代によく聴いていた曲を歌っているのが聴こえて懐かしい気分になった。
機材が出てきて総くん以外のメンバーが登場。お客さんに「ダイちゃん!!」と叫ばれ「いらっしゃいませぇ〜」とまるでコーヒー屋のマスターみたいな返答。かとをさんはニコニコうなづいてた。癒し。始まる前から緩やかな雰囲気。今回のサポートドラムは黒猫チェルシーの岡本啓佑くん。玉田さん同様、バズドラムが胸まで振動させる、力強い、私のドタイプのドラムを叩くドラマーさんでした。
総くん不在のまま「夜明けのBEAT」。
ローディさんが総くんのギターちょこちょこ弾いてた。
16:30〜 フジファブリック
セッションからはじまり1曲目はまさかの「東京」。言い間違いから生まれたこの名曲は、今後もフジファブリックを代表する曲のひとつになるんだろうか、と思う。
間奏部分ではかとをさん→ダイちゃん→岡本くんの順番でソロパートもあり。
4/19にファイナルを迎えた"FEVERMAN TOUR"同様「Yo!Yo!」から入る総くんのラップも有り。15周年を振り返るように"桜の季節"や"週末雨上がって"などフジファブリックに関連するワードをラップで語っていく。
このいわゆる総ラップは去年のハナレグミさんとのユニット、"ハナレフジ"の影響なんだろうなと思ったらなんだか感慨深い。永積さんにお礼を申し上げたい。
「みんながフジファブリック!」「フジファブリック!」というコールアンドレスポンスも健在。シュールすぎる。
ファン以外の方はどう思ったのだろうか。気になる。こんなバンドだと思わなかった!とかいうだろうな。笑
「ジャパーーーン!!!」とか叫ぶ
週末雨上がった曲「虹」
この曲はやっぱり野外フェスで聴くのが一番好きです。
空を持ち上げるアレも変わらず。
"遠く彼方まで鳴らしてみたい 響け!世界が揺れる!"の合唱は毎度の事ながら圧巻。
総「新曲を初披露します!O.N.Eという曲です!」
徒然草を再解釈。グリーンティーとのタイアップ曲の「O.N.E」。MVで聴いてる時から楽しい曲だなと思っていたけどライブで聴くともっと楽しい!"ララララ"の部分はそのうち会場で合唱が起こるんだろうと思う。楽しい。
間奏のギターが死ぬほどカッコイイんだよなこの曲。超好み。
総「あたらめま‥‥あた‥‥あ‥‥あ、ら、た、め、ま、して!フジファブリックです!」
演奏死ぬほどかっこいいのに、安定のカミ総一郎発揮。城ホールの話もしてました。
まさかここで「STAR」が聴けるとは思ってはいなかった。徒然モノクロームかブルーで来ると思ってた。ラスサビ部分の「飛び出すのならここからだぁー↑!」が死ぬほど好きなので最高。
ラストの「手紙」はいつ聴いてもぐっとくる。
何番煎じか分からないけど現フジファブリックの"茜色の夕日"だ。
少し日が陰り始めたこの時間に聴くと少し感傷的な気持ちになる。
"君ともまた歌えそうな夕暮れ"
フジファブリック セットリスト
リハ:夜明けのBEAT(ボーカルなし)
1.東京
2.虹
3.O.N.E
4.STAR
5.手紙
フジファブリック終了後また早歩き(もはや小走り)で隣のステージへと急ぐ。
既に人で沢山のスカイステージ。
リハーサルは既に終わっていた模様。
ユニゾンのリハーサル結構好きなんだけどこのタイテならリハ見れないのは分かってたから仕方ない。
17:15〜 UNISON SQUARE GARDEN
いつも通り「絵の具」が流れるとメンバーが登場。フェスのためいつもより短め。
ユニゾンは1曲目に何を持ってくるか分からない上にフェスは毎回セトリがちょこちょこ違うので緊張する。
一瞬の静寂の後、鳴り出したのは「クローバー」。蘇我の17時。すこし暗くなり始めて肌寒くなってくるこの時間にこの曲。
フェスの夕暮れ時のユニゾンは結構エモーショナルな曲から始まることが多い気がする。
クローバーの余韻に浸る暇もなく「10%〜」へ。何度も言うが間奏の部分のコーラスがめちゃくちゃ良い。
「誰かが忘れているかもしれない〜」はMMMEツアーぶりに聴いた。(つい最近)フェスに持ってこられるとぶち上がる。
斎藤「はじめましてJAPANJAM!UNISON SQUARE GARDENです!」
はじめてだったんだ、知らなかった‥‥
そこから続く「君の瞳に恋してない」
どう考えてもフェスで聴くとテンション上がる曲第1位(※私調べ)
斎藤さんに構って構ってアピールする妙な動きの田淵を見てワハハっと笑う斎藤さん。
その後全速力で持ち場に戻る田淵。
ワンマンだと追いかけっこしてみたりなんなり色々カオスなんだがフェスでもカオスだった。
貴雄さんのドラムソロからセッションへ。
「フィクション〜」である。
そこでこれ来るか〜???と思うが、ツアーで聴いてめちゃくちゃ好きになったいわゆる"私的、ライブ映えがスゴすぎる曲"です。
途中のクラップがこれまた楽しい。
アルバム曲であり、このTHEユニゾン的おかしな曲をフェスでやるあたりやっぱりユニゾンですね。
「invisible sensation」は何度聴いても好きなんだ。"だから、生きて欲しい!"というフレーズが最近刺さりすぎる。
そこからの「何かが変わりそう」だったのでなんかもう、エモいとしか言い様がなかった。
この曲のラスサビのところがたまらなく好き。
斎藤「UNISON SQUARE GARDENでした!ありがとうございました!」
会場が待ってましたと言わんばかりに大きな歓声があがっていた「シュガーソングとビターステップ」。ド定番だけど、何度聴いてもやっぱり楽しい。いつもアウターで目隠しするドラムが今日は普通だったのが新鮮でしたが、スティック回しはめちゃくちゃしてました。
UNISON SQUARE GARDEN セットリスト
1.クローバー
3.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
4.君の瞳に恋してない
5.フィクションフリーククライシス
7.何かが変わりそう
思いっきり体力使い果たしてしまったのでブルエン見たかったのだけどここで離脱。
甘いものが食べたくてシャーベット食べたら身体が冷え込んでしまったので博多ラーメンを食べた。関西に来てからずっとエセ博多ラーメンばかり食べていたので、久々の本場の味にスープまで飲み干してしまう(デブ)
3大バンド、音楽性は全然違うんだけども
やっぱりどれも最高だった。
高校生の時から大好きなロックバンドは今でもやっぱりカッコイイ。
こんな幸せな日たぶん二度と来ないんだろうな。とすら思った。毎回言ってる気がするけど。
次の日、千葉駅から東京駅へ。
総武線の黄色 にテンションがあがる。
東京に来たならやっぱり、ルノアールではないでしょうか。3年ぶりくらいに来たのでメニュー変わってた。相変わらず美味しかった。特にコンソメスープ。
ちょっと高いんだけど、それでも来ちゃうんだよね。静かで落ち着くし。
12時の新幹線で関西に帰りました。
富士山周辺が曇っていたのであまり綺麗に取れなかったなぁ‥‥。
JAPANJAM、快適なフェスと聞いていたけど、
想像よりはるかに快適でした。フェスにあんな軽装でいけるのが凄い。駅からも近いし。周りになんでもあるし。
また来ます、JAPANJAM!