選ばられているようで選んでいる
「曲の数だけ都市があり、
曲の数だけ法律があり、
曲の数だけ物語がある。」
BIGMAMAのニューアルバム「Fabula Fibula」を購入してきた。
相変わらず彼らの奏でる音は心地が良い。
そして、10周年にふさわしいアルバムだと思った。
私とBIGMAMAの出会いは今から約8年ほど前に遡る。某レコード店でCDを買い、いざ帰ろうとしたその時。
偶然流れてきたその音楽に足を止めた。
流れてきた方を見てみるとそこには
「ロックとクラシックが融合する音楽が奏でる12編の物語」と書かれていた。
それがBIGMAMAとの出会い。
ロックな音にバイオリンが入っている???!と強い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
今までも確かにバックオーケストラみたいな形でポピュラーミュージックの中にもバイオリンは入っていたが、それとは全く違う色を放っていた。それがとても新鮮で。
音も歌声も好みで、しばらくその場から動けなくなっていた。
‥‥後日そのアルバムを購入しました。
「and,yet it movie〜正しい地球の廻し方〜」
私の一番好きなアルバム。
他のアルバムもとても好きなのだが
これを超えることはあまりなかったけど
今回超えてしまったかもしれない。
今回のアルバム。地図を頼りに旅をしているかのような、そんなアルバムであり、13編の映画を見ているかのようだ。
このバンドに出会ったときの気持ちを思い出した。
彼らの音楽を聴くと日常から少し離れられる。
そんな音楽に出会えたこと、嬉しく思う。
まだ聴いてない人もいるかもしれないので、中身については多くは語りません。(笑)
しいていえば、四弦好きの私からしたら
素晴らしいベースラインだなって曲が多かった。
そして曲順にしても、曲と曲のつなぎ方も絶妙。
楽しさと、かわいさ、かっこよさと儚さと優しさがたんまり詰まった音楽たちです。
そして、金井さんの言葉選びが相変わらず素敵だな、と思う歌詞。
その答えは、皆さん自身で。確かめてみてください。