僕らの勝利
2017.07.01 musicるFes!〜Summer Edition〜
@ZeppTokyo
2日間で東京のZeppを制覇するとは思いませんでした。笑
フジフレンドパークの次の日、福岡に帰るかフジフレンドパーク2daysするかと悩んでいた矢先に
「musicるfesに追加アクトとしてNICO Touches the Walls!」と発表され
あ、はい、行きます行きます!と安定の軽率さを発揮しました。去年から軽率さがすぎる。
前日も思ったけれど東京のZeppは広いですね。
入ってすぐの所に各アーティストさんのサイン。色んな諸事情ございましてNICOしかとれてません。
前の方に行けばモッシュやダイブで潰されそうだったので後ろの方で。
どこの箱もそうなんだけど最近PA卓付近で見るのが好きだったりする。
開場から30分後
オープニングアクトのGIRLFRIENDさんが登場。若い女の子達なんですけど、めちゃくちゃかっこよかった。声量もあり、勢いのある音。若さならではのパワーもありました。
こういう子達を見ると私も高校生の頃バンド組んでみたかったなぁと思う。
「寿司くん」で既に出会っていたとはつゆしらず。有名になり始めた頃「あつまれ!パーティーピーポー」を聴いたのをきっかけに知りました。そのまま数曲だけしってる、みたいな状態。来月のSky Jamboreeではじめて見る予定をしていたのですが、musicるfesが初になりました。楽しかった。
失礼な話、音源だけを聴いているときはあまり好きにはなれなかったのですがライブ見て少し印象が変わりました。
▼セットリスト
1.Tank-top of the world
2.ウェイウェイ大学生
3.喜志駅周辺なんもない
4.ネコ飼いたい
5.無線LANばり便利
6.ヤバみ
7.あつまれ!パーティーピーポー
▽転換中のエピソード
転換中、MCヒャダインさんと各アーティストとのクロストーク。
最初に登場したのはキュウソネコカミ、NICO Touches the Walls。
キュウソさんの破天荒すぎるエピソード、
さすが関西のバンドだなぁと思いました。
NICOさん、ひたすらにギタリスト古村さんがド天然を晒す。演奏してるときはあんなにかっこいいのに。
ヒャダインさんが各アーティストさんに作って欲しい曲の話でNICOは「B型とAB型」。
ヒャダインさん「NICOさんはB型とAB型しかいないみたいなんですけど普段どんな感じなんですか?」
古村「僕達のバンドはですね。B型とAB型しか実はいないんですよ(真顔)」
会場「????????」
やはり健在。ド天然古村先生。
☆GLIM SPANKY
「褒めろよ」という曲で衝撃を受けたのはいつだったか。覚えてはいない。
心に声が、音がまっすぐ突き刺さってきた。
かっこいい。とにかくかっこ良かった。
それ以外の言葉で言い表すことが出来ない語彙力のなさを恨むほどだ。
数曲だけしか知らなかったけれど、もっと深く知っていきたいと思った。
ボーカルの松尾さんが「ヤバイTシャツ屋さん さん」とずっと言っていて律儀な方だなと思いました。ギターの方は「ヤバイさん」と謎の略し方をしていて笑いました。
「美しい棘」、以前職場の有線で流れていてかっこいいなぁと思っていたので聴けて良かった。
▼セットリスト
1.アイスタンドアローン
2.怒りをくれよ
3.闇に目を凝らせば
4.美しい棘
5.ワイルド・サイドを行け
念願!やっと見れる!
「ファントムバイブレーション」で知って以来曲を聴き漁ってはいるけれどなかなかライブに行けなかったバンド。色んな人から「キュウソのライブはマジで楽しいよ!」と聞いていたので楽しみにしてました。
「家」を二回連続でやったのには笑いました。
MCでNICOの話をしてました。
セイヤさん「ニコタッチじゃなくてニコタッチズやからな!俺この前間違えてニコタッチとかいったのそのまま流れて以来敏感やからな!!!!この前ツイッターでマネージャーがニコタッチとか書いてて、タッチじゃねえ!!ってめっちゃ焦って9分後にツイートしなおしました!!!!」
ヨコタさん(?)「光村さんはNICOって呼んで欲しいらしい」
セイヤさん「じゃあなんでそんな長い名前にしてん」
ヨコタさん(?)「そこは触れんでええやろ!」
めっちゃ必死に言ってて笑ってしまった。
新曲の「NO MORE劣化実写化」
あ〜これ分かる、めっちゃ分かる!!!という歌詞。最近劣化実写化多いですからね。
無論、「これちゃんと原作読んでんの?」や無理な起承転結、謎の設定、ストーリーが180度くらい変わってる‥‥
キュウソなら言ってくれると思った。やってくれた。大好きだ。
「DQNになりたい、40代で死にたい」で雲斗筋登場。NICOメンバーのリクエストらしい。笑
セイヤさんが客席の真ん中に向けて人の上を歩いていく。
「あ、これが噂の」という感覚で見てた。
生で見れたことに少し感動した。
「ヤンキー怖い」のコールアンドレスポンスは楽しかった。
キュウソも次はSky Jamboreeで見る予定なのでこちらも楽しみだ。
▼セットリスト
1.サギグラファー
2.ファントムバイブレーション
3.NO MORE劣化実写化
4.家
5.家
6.DQNになりたい、40代で死にたい
7.ビビった
▽GLIM SPANKYとヤバイTシャツ屋さんのクロストーク。
とにかくグダグダ。
ヤバTのこやまさんからGLIM SPANKYさんへの質問「おむすび って言いますか?それともおにぎり?」
いやなんでそんなこと聞くんや!!と思った。
そんな質問にもちゃんと答えるGLIM SPANKYさん。いい人だ。
☆NICO Touches the Walls
今回最大のお目当て。
夏フェスだから久しぶりに夏の大三角形聴けるかもとワクワク。
ステージ上にキーボードが置いてあることに気付いて「あ、今日浅野くんいる!!??」と勝手にテンションがあがる。いや、もはや「浅野くん!浅野くんがいる!」となっていた。
各アーティストさんの登場のとき、
代表曲が数曲流れてました。
NICOは「手をたたけ」「夏の大三角形」「マシ・マシ」。全部やると確信を持ってました。
なんと、全部やりませんでした。
1曲目、唐突に「B.C.G」が始まったときは
5秒くらいフリーズして、その後声にならない叫びをあげてしまった。どこかのフェスでもやってた気はするけれど。春ツアー熊本公演、
「チェインリアクション」かと思ったら「B.C.G」だった案件を思い出しました。
なるほど、いきなり攻めてくるな。
この曲の何が好きかって坂倉さんのベース。
その後そのまま七拍子に。
七拍子‥‥七拍子!?と困惑していたらまさかの「ストロベリーガール」。
正直絶対持ってこないと思っていたので本当にびっくりした。この曲、去年12/25のRockDaze!でも聴いたなぁ。
「なんちゃって」の歌い方がすっごいクールでかっこよかったね。
光村「やりたい放題やるんで好き勝手楽しんで。」
と一言クールに言ったあと
聞き覚えのあるギターフレーズ。
3曲目「GUERNICA」
正直「まじか‥‥」と思った。
まわりのNICOファンの反応も「ゲルニカ‥‥」みたいな感じで一気に息を飲んでいたであろう空気感。
持ち時間各バンド25分のセットに11分もある曲入れてくるとは。
musicるFESの意気込みVTRみたいなので
「30代の格の違いを見せれたら」みたいなこと言ってたけど見せつけすぎだ。
他のバンドのファンはこの曲をどのように聴いていたのかが気になる。
春ツアーでこの曲が定番に入っていたことですら驚いていたし、このツアー終わったらしばらく聴けないだろうと思っていたので口をあんぐりさせて聴いていた。
この曲の浅野くんのバイオリンが狂気すぎて好きなので早急にこのバージョンの音源をください。
対馬さんのドラムのビートがなったので
THE BUNGYだとわかる。隣で一緒に見ていた子と思わずハイタッチ。
NICOのライブにはやはりこの曲は必要不可欠である。光村さんの煽りもいつも通り。
サビの前のダッダッダッっていうドラム好きなんですよねえ‥‥。
フェス仕様だから今回はなかったけれど
古村vs浅野くんやって欲しかったなー。
最後、バタースカッチのギターに変えた光村さん。ドラムの音的にニワカ雨か?Brokenか?と思っていたら古村さんのギターの音で「Broken Youth」とわかる。ここでも声にならない声が出る。
「壊せない僕らの勝利」はまさにその通りであった。大勝利です。NICO Touches the Walls。
▼セットリスト
1.B.C.G
2.ストロベリーガール
3.GUERNICA
4.THE BUNGY
‥‥にしても、なんだこの破天荒なセットリスト。凄いな。こういうところ好きだ。
すべてのアクトが終わり、
ヒャダインさん、キュウソ、GLIM SPANKY、ヤバTのメンバーが先にステージへ。
キュウソのドラマーさんとヤバTのドラマーさんがおそろいのパンツをはいているという話で盛り上がる中遅れて出てきたNICO。
光村「何の話してるのー」
この時の言い方が可愛すぎたのでもう可愛いと思ってました。
パンツ(ユニクロ製)がお揃いだとなぜかチラ見せする2人。
会場「キャー!!!!」「ギャー!!!」
光村「キモイ!!!!!!(大声)」
これには正直大爆笑してしまった。
めっちゃマジな感じで言っていたので‥‥笑
ヒャダインさん(?)「ドラマーはみんなこれなんですけどNICOさんは?」
対馬さんのパンツをチラ見して冷静かつクールな口調で「違いますね。」と言っていた。
その時の対馬さんの表情と「キャッ」みたいな動作を見逃しませんでした。あれは乙女だった。しかし私の好きなバンドのドラマーさんは女子力が高いと思うのだが気のせいだろうか。
NICO以外は全部ライブで見るのははじめてだったのだが、それぞれのバンドに特色があって素直に全部楽しめた。
色んなタイプのバンドが見れるのはフェスや対バンの醍醐味だなと思うのでこれからも行きたい。
次はNUMBER SHOT。
こちらも楽しみだ!