狂気の意味を知った。

「狂気」。その一言に尽きる。

 

2018.06.09 ロックの日

NICO Touches the Walls TOUR2018 "NXA"

@BLUE LIVE広島

 

 

 

※これより先、今回のツアーのネタバレを盛大に含んでおりますのでまだ行ってないよって方はご注意を。

※語彙力は皆無です。

※記憶は曖昧な部分があります

※光村大好き芸人のため彼だけ熱量多めなのは許してください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NICO Touches the Wallsというバンドに出会ったのは2008年9月24日。

1stアルバム「Who are you?」のリリース日。

偶然聴いたあの1枚で人生が変わったのかもしれない。

当時私は広島に住むただのJKで、今みたいに1人でビュンビュンどこへでも行く人間ではなく‥‥ライブ行きたいけど一人で行くの怖いなって思っていけなかったんです。

やがて私は福岡に引っ越し、その後狂ったようにライブハウスへ足を運び、いっとき「福岡都民」なんてあだ名をつけられるくらいには、軽率に東京へ行くような人間になりまして(笑)

 

ただその中で、心残りがずっと残っていたのが

NICO Touches the Wallsを広島で。

それを叶えるタイミングこそ、今年なんじゃないかと思い、行くつもりのなかった広島を軽率に増やしたのがだいたい2ヶ月前(笑)

 

BLUE LIVE広島。

私が福岡に越した年に出来た新しいライブハウス。広島駅から路面電車にゆられて約30分、そこから歩いて10分。アクセスとしてはまあ、不便。海沿いに立っているので風が吹くと気持ち良い、中も綺麗でオシャレでした。

 

 

開演時刻とほぼ同時に暗転。

サポートメンバーの浅野くんと共に光村以外のメンバーがステージへ。そのままセッションを開始、程なくして金髪になった光村がステージへ!!

 

 

 

1.N極とN極

久々に聴いた気がする。

いつぶりかは覚えてない。

熊大ぶりかな?

N極は何回聴いても大好きすぎてこれからはじまるセトリとか最高でしかないなと確信しました。

 

 

 

2.Broken Youth

アレンジの時点で「もしや?」と思ったのですが、やっぱりそれで大号泣してしまった。

何度かライブで聴いてる曲ではあるんですけど、私にとってこの曲を「広島公演で」聴くということは、念願でした。

10年前、広島の某CDショップで、なんとなく聴いたこの曲が、わたしの人生を変えてしまったと言っても過言ではないから。

今回はわたしは広島公演からのスタートで、セトリ見ずに参加したことでトリプルパンチ。

すでにK.O。

 

3.(新曲)

タイトル覚えてない。

「なんか悪いもんでも食っちゃいました?」みたいな歌詞があった。超絶煽り口調で歌ってて、歌詞からしオイスターに掛けたかな?ということ、あと死ぬほどかっこよかった。

まあ〜〜こういう真っ向から攻撃してくる感じ、好きですよ!

 

4.THE BUNGY

やっぱりNICOのライブといえば!ですね!

「灼熱の‥‥広島ァァァ!!!!」で歓喜した。

どうも、元広島県民です。

そして最近のバンジーの魅力のひとつが

浅野くんのバイオリンですね。

狂気的。一気に色気が増す。

 

5.まっすぐなうた

地味に好きな曲です。

ライブで聴くのがとくに最強すぎる。

 

6.(新曲)

「大人になれない」みたいな歌詞があったかな。(間違ってたらごめんなさい)

サビはアップテンポなんだけど、なんかどこか切なさを感じるような、そんな曲だった。

個人的にはドツボのタイプです。好きです。

 

この曲での坂倉氏がエロすぎてこまりました。

 

7.病気

状況が飲み込めなくてずっと真顔棒立ちで聴いてしまった。一気にNICOの闇の部分みたいなものに引きずり込まれた。もともと病的な曲なのにさらに病的なアレンジを加えて、まさしく、闇。30代になった彼らだからこそできる表現の仕方だった。

北朝鮮」「アメリカ」政治なんてクソ喰らえなんだ!と最近よく物申す彼の主張が何かしらあるんだな。光村龍哉にはもっともっとでかい声で「世の中なんてクソだ!!」と大声で言ってほしい。シャウトがやばすぎてさらに真顔になってしまった。

 

8.勇気も愛もないなんて

病気で呼吸困難にされてしまったあと、

包み込むかのような浅野くんのピアノから入ったこの曲。

2016年のツアーで披露された時より

「大人」な印象を持った。

ブルージーというか、なんというか。

 

9.bud end

「勇気も愛もないなんて」からの流れでこれはズルすぎやしませんかNICO Touches the Wallsさん。エレキver、アコverとはまた違う魅力を引き出していた。あと生のコーラスが本当に良すぎた。

 

10.Ginger lily

だからずるいんだってば。

1125ぶりに聴いたけど、やっぱり1125と同じことを思った。葛藤や苦しみがグサグサ突き刺さってくるけど、未来がそっと開けていくような、そんな感じ。

「轟音でごまかすだけ」の歌い方が個人的にハナマル。

 

 

11.新曲

一言で言えば「頭おかしい」(褒めてる)

攻撃的にも程がある。屍がうんたら歌ってた気がする。ちょっとというか、完璧に光村の趣味の塊みたいな曲だった。

グランジぽさというか、洋楽みあるというか、ゴスペルぽさもあったり、まあ、完璧にNICOというか、光村の趣味がよくわかる曲でした(知らんけど)

サビの歌声高すぎてびびった。

どっから出したんですか、その声。

 

っていうか、まだそんな歌声隠し持ってたんですか????は???

 

 

12.mujina

久しぶりだね!(そうでもない)

サビの部分で裏拍(?)で拳上げたら完璧に浮いてました()何度聴いてもかっこよすぎる‥‥

狂気さはマシマシ。

 

13.アボガド

状況が読み込めずに真顔棒立ち(2回目)

攻撃力500くらいだった。恐ろしい。

いや、もっと世の中にクソ喰らえー!!!と言ってもいいんですよ。

 

14.渦と渦

この曲のベースライン死ぬほど好きなんですよね。何度聴いてもたまらん。

 

15.Funny Side Up!

「手を叩いても、腰を振っても、腕上げても、なんでもいい!音楽の中では自由だァっ!!」と言って、くねっくね踊りながらたまにハンドマイクで歌って、古くんや坂倉さんも飛び跳ねたりしながら楽しくゆらゆら踊っていたのです。

 

「踊れミュージック!」のあたりから突然

「自由だァっ!!」とか言い放った人が横振りをしてくれと言わんばかりに、横振りしだして笑ってしまった(ごめんなさい)

もちろん横振りしました。踊る気マンマンだった(周りに人がいなさすぎるのをいいことに)

 

 

16.新曲

噂の「来世で逢いましょう」

全てにおいてドツボすぎるこの曲。

ちょっと懐かしみを感じるような曲。

思わずツイスト踊っちゃいそうな。

歌詞をよーくよく聴いてみると‥‥ん‥‥?

これなんか聴いたことあるな‥‥???

と思ったら「N極とN極」だ。

アンサーソング的なやつなのかな。だとしたらこのセトリ、超絶、ずるいぞ!

 

 

En

MC。「10年間の思い出」

坂倉氏と古村氏が広島の銭湯に行った時の話。えっちな話ではありませんよ。

その筋の人がいて怖かったみたいな話(ざっくり)詳しくはまあTwitterとか見てください。

しょうたろさんの表情が優しすぎて最高でした。

 

アンコール1曲目は「おかわりタイム」

捻くれ者が「アンコールとはもう一度あの曲聴きたい!というおかわりタイムのことで本編にない曲やっちゃいけないんですよ!!!!

今までやってたのはすべて不本意だと思ってください!!」と言ってて、そりゃそうだなと納得した。アンコールはあって当たり前のものではないですからね。

アンコール何がいいかと挙手を求めて、ちらほら手は上がる。

 

「後ろの人はなに?はやく帰りたいのぉー??」と超絶ドSな顔で言った時は結構まじでときめきました、ごめんなさい。

違うバンドマンならたぶんしばいてたと思うけど。笑

 

「放つ言葉をどう感じるかは人次第」

よくわかりました。

 

個人的には

つしまさんの〜ドラムソロ〜!!!!
これのおかわりがまじで欲しい。100回くらいほしい!
ドラムソロ大好き芸人、念願の対馬氏のドラムソロで昇天しました。

 

最後はもちろん

天地ガエシ!でしたね!

 

 

昨年ツアーの京都ぶりのワンマン、

やっぱりNICO Touches the Wallsはライブで見るのが1番好きだなと改めて感じた。

音源だけじゃ分からない魅力がたくさん詰まってる

NICOを見る度に、ただ「楽しい!」だけのライブじゃ物足りなくなってしまった。

毎回同じアレンジとか、同じ構成とか、

音源通りとか、物足りない。

 

音源では分からない本性がライブで現れる、

心の奥底までかき乱されて、揺さぶられて、

これこそがライブの醍醐味だな、と最近感じる。

 

 

新しいEP.

関係各所には「ニコ、どうしちゃったの?」と言われるくらいやっちゃってるし、普通の曲はありませんと言っていたけれど、

「どうしちゃったの?」はちょっと違うな。

新しい引き出しを開けて狂気さが増した。

でもNICO Touches the Wallsの音楽であることは間違いなくて、うまく言えないけれど、

いや、これこそ彼らの本性の一部なのでは?と思った。

 

 

 

 

 

 

10年越しのリベンジ、叶いました。

 

このまま次は大好きな周南ライジングホールへ。