髪の毛うねる系の人
※この記事は現在敢行中のツアーのネタバレを含んでおります。これから参加される方はご注意ください。
※記憶が曖昧な部分があります。たまにしれっと追記や修正をしております。ご了承ください。
※音楽的知識は皆無なので適切ではない表現をしてしまう可能性もあります。ご了承ください。
NICO Touches the Walls
TOUR2018"NXA"-Acoustic Side-
@博多百年蔵ホール
博多は山笠の季節。
今年も博多の街に"飾り山"が多く飾られている。
今年も素敵な飾り山だなぁと思いながら裏へ回ると見た事のあるものが。
そう、ご存知、ゴリパラ見聞録。
わたしは最近までこのゴリパラ見聞録が全国ネットということを知りませんでした。笑
博多一幸舎のラーメン。
長浜系よりはこってりめ。
かなりとんこつの香りがあるので
こってりもったりした、豚骨ラーメン好きな方にはおすすめです。
サービスでデザートをいただきました。
ストロベリーアイスにチョコペン付き。
坂立くんのつもり。これでもつもり。
絵心が欲しい。
大雨が降りしきる中、博多百年蔵へ。
博多駅からはそう遠くないですね。
会場へ向かうと直売所がありました。
そこの一部のスペースがどうやら「待合室」だったそうで、そこで待っていてくださいねーと言われ待つことに。
直売所がすぐそばにあり、なおかつ日本酒の試飲もできるとのことで、行ってみました。
かねてより気になっていたあまおうのスパークリングが美味しすぎて購入しました。
お酒得意じゃなくても甘くて飲みやすいのでぜひ。
18:30頃より会場。
横幅広めに設置されたイス席の上手側の前から10列目くらいに着席。横には通路挟んでまた椅子があるという感じ。
"酒蔵"だけあって会場の雰囲気も和な感じ。
19時定刻少しすぎた頃にステージの明かりが点灯。当然前のついたて付近から出てくると思っていた訳なのですが‥‥光村氏が私の真横を通過していくではないですか。
あまりにも唐突でびっくりしすぎて「ええぇ‥‥?うそぉ?」なんて間抜けな声を出してしまった。本人に聞こえていないことを祈る。
1.N極とN極
エレキサイド同様N極始まり。
ただ違うのは最初は「光村一人での弾き語り」だった。酒蔵特有の響きなのか、ホール全体に歌声が響き渡る。一瞬にして虜になる。
途中で後からバンッと物音がした、その数秒後にミニオンみたいな配色をした対馬さんが横を通過。光対セッションとなる。
1曲目終了後、ほか2人のメンバーも呼び寄せる。もちろん真横を通過する。
2.手をたたけ
去年FM802のイベントやイイニコの日でしていたアレンジ。
「Howdy!〜」に入っているものよりもギターのカッティング(?)が特徴的。
"身体揺らせ〜♪♪"を聴けたことに静かに歓喜。
全"手をたたけ"アレンジの中で一番好きかも。
3.Funny Side Up!
浅野くんのバイオリンが入っていないため、CDとは異なるアレンジ。
中盤部分のちょっと苦し紛れに歌うところからのファルセットが最高◎
光村「こんなに裏拍の手拍子うまいの僕らのお客さんくらいです」
それはもう裏拍を鍛えられまくってますから‥‥
敬愛するNICO Touches the WallsのパクリをしてるACO Touches the Wallsです。
と別人であることを強調。笑
光村「僕、日本酒大好きなんですよ。‥‥悔しい‥‥」
せっかくの酒蔵なのにツアーの為、禁酒中(?)のお酒大好きなボーカル、本気で悔しそうな、物欲しそうな顔をしながら隣で美味しそうに酒を飲む何リミテッドサザビーズの人みたいな髪色をしたギタリストを見る。
光村さんには申し訳ないけ笑ってしまった。ツアー終わったら沢山飲んでね。健康に害をきたさない程度に。
4.ストロベリーガール
光村「僕の今の気持ちを歌います」
これはこの百年蔵に置いてあるあまおうのスパークリングにかけているのか否かは謎。
アコースティックverを生で聴くのははじめてのため新鮮な印象を持つ。
原曲とは違う「大人」なストロベリーガール。
練乳たっぷりかけた甘ったる味じゃなくて、リキュールに漬け込んだ大人の味。
光村「酔った君を食べちゃうぞ」(甘ったるい声)
ここで不覚にもめちゃくちゃときめいてしまったことは認める。ごめん。何度も言うけれどほかのバンドマンなら「は?」案件です。
まあ「何言ってんだこいつ」くらいは思った。申し訳ない。
2016年のクリスマスのロゴスではこの曲の前に
「クリスマスぽいことしてないからプレゼント代わりに君たちをいただきます。お前らのこと食っちまうからな!」
みたいなこと言ってましたね。
福岡でストロベリーガールやるときそういうこと言いがちだね。まあその時も「何言ってんだこいつ」とか思いながらしっかりときめいたんですけど。
古村「あらま〜♡」
酔ってるな?確実に酔ってるやろ。かわいい。
5.夢1号
「Howdy!~」の時から思っていたけれどオシャレなBARとかでかかってそう。
まさにこの会場にピッタリであった。
間奏から"理屈じゃ〜♪"のところが何よりも好きで生で聴けたことに感謝したい。
光村「夢の世界に(中に?)連れて行っちゃうぞ」
古村「あらま〜〜ですねぇ」
語彙力が死にすぎてるぞ。
6.ホログラム
夢1号からこのつなぎ方はずるいです。
こちらも「Howdy!~」からのアレンジ。
7.bud end
光村1人での弾き語り。マイクレス。生歌。
彼の歌声に酒蔵特有の響きが絶妙にマッチしている。心地よい響きだった。
「♪一か八かで注いだ‥‥‥‥日本酒‥‥言い難いな‥‥‥‥ワイン〜♪」
サビにさしかかるときには鳥肌が止まらなくなった。そう、やっぱり歌が上手いのだ。
心に響きすぎてほろっとした。
ボーカリストとしての「貫禄」を改めて見せつけられた。
酒蔵の響きとかで少し泣きかけたという光村氏。
光村「自分で歌っておいて泣きかけるなんて恥ずかしい。この曲は最近書いた中でも一番のお気に入りで。32になってまでも大人になるってどういう事なのか考えてます。‥‥あっ‥‥
(ここで別人設定忘れに気づく)‥‥ってメールでいってました!みっちゃんが!」
8.夏の大三角形
対馬氏をステージに呼び戻し、2人でのセッション。ひとつのマイクを2人で使って歌う。
光村「(対馬さんの胸あたりをコツコツしながら)意外と鳩胸なんですよ」
対馬(ドヤァ)
これもFM802のときのアレンジ。
今日は「すべて→が変わるなんて」でした。
対馬さんのコーラス相変わらずめちゃくちゃ上手い。
光村「NICO Touches the Walls先輩は7/25にTWISTAR EPというEPを出します。前回のOYSTERでも高評価をいただいたので今回もやらせてもらえることになりました!NICO先輩は明後日しあさって、ドラムロゴスでバキバキのライブをやるでしょうし新曲もやると思います。その新曲を今日は僕達が先にやります!」
古村「前も1回あったよね」
光村「日程的に僕らの方が先だし‥‥前回は許してくれたけど2回目は怖いな〜」
対馬「光村さん怖いもんね」
光村「‥‥そんな悪い人じゃないんだよ‥‥怒んないし‥‥音楽に関しては怒るしめんどくさいけど‥‥(小声)」
9.VIBRIO VULNIFICUS
エレキverよりは刺激は優しめだけどこちらもヒリヒリするアレンジ。
エレキverはサビのシンセサイザーの音が特徴的だったのに対し、ギターの音が特徴的だな、という感想。歌声もすこしマイルドめ。
ただ人食いバクテリアなだけに中毒になると危険だ。気づいた時にはもう手遅れだ。
10.mujina
繋ぎ方が最高にうまい。
坂倉氏の見せ場、前に出てきてベースソロ。
スラップが最強に妖艶。
カウベル(?)をカンカン叩く光村氏のノリノリさが少年のようでした。
11.ニワカ雨ニモ負ケズ
和歌山アレンジにさらに磨きがかかっていた。
最初のところ大好きなんですよねえ。
途中でスキャットも入ってましたね!久々!
古くんギターソロにさしかかるときに前に出てくる光村。元の位置に戻る時になにかに引っ掛けて古くんのマイクスタンドが倒れるアクシデント!それでもギターソロを続ける古くん、さすがです。
ラスサビ前に音が止まり空気をめいいっぱい吸う。みんなが飲んでいるお酒の残り香を摂取しご満悦の表情。
12.天地ガエシ
「Howdy!~」のアレンジ。
実はこの曲はわたしはACOverの方が好きだったりする。もちろんエレキ‥‥いやご本家様も大好きなんですけどね。
ギターのアルペジオがとても綺麗ですよね。
13.来世で逢いましょう
けして幸せな曲ではないのだけれど何故か楽しい気持ちになるこの楽曲。
ACOのアレンジでは「暖かみ」を感じた。
ほろっとしてしまう。
途中の掛け合いは対馬さんでしたね!
encore
光村「もう一曲新曲やります!ナイショね!ナイショ!」
14.FRITTER
光村「この曲は僕達の方がいい!」
ご本家様のバッキバキの煽り満載のロックナンバーとは変わり、賑やかな印象。
クラップが最高に合うし楽しい。野外で聴いたらたぶん踊る。自然と身体が揺れ動く。
この時の対馬、坂倉のリズム隊コンビの動きがシンクロしていたのも魅力的であった。
15.口笛吹いて、こんにちは
ACO Touches the Wallsといえば、この曲ですね!口笛もばっちり決まっておりました。
いつ聴いても幸せな気分になれる曲。
「じゃなーーい!」は坂倉さんでした。
歌ったあとエヘへ‥‥みたいな表情浮かべてました。笑
終演後、しばらく拍手が鳴り止まなかった。
それくらい、いいライブでもっともっと聴きたいと思った。あんなにも暖かい気持ちになれるライブは久しぶりだった。
アコースティック編成がうまいバンドは本物だと思っているのだけれど、それを見事証明してみせるバンドがNICO (ACO)Touches the Wallsだ。
アコースティックを「ただのアコースティック」に留めない彼らの才能にただただ頭が上がらない。
またACOの全国ツアーをやって欲しい。
その時は再度、百年蔵で。
彼らからの「ささやかなお土産」がささやかすぎてなんとも素敵だった。
そういえば猫っ毛で湿気で髪の毛うねっちゃうってみっちゃんが金髪にしたからって金髪にしたACOのボーカルの人がいってました。
「みんな(髪の毛)うねる系の人ですか?」