傘はささない。
2018.07.07-08
NICO Touches the Walls
TOUR2018「NXA」
7/5から降り続いた雨は、次の日には大雨に変わった。川が氾濫するかもしれない、と本気で命の危機すら感じた。翌日からのライブのことを考える余裕すらなかったのだ。
職場では商品訊ねに来たお客さんに「なんでこんな時に営業なんてしてるんだ!」と言われ、必死になって対応していたら「ありがとうな!絶対生きろよ!」なんて励まされて。正直あなたらが来るから営業しなきゃなry
‥‥なんて話は置いておいて。
そこでふと思い出す。明日から大好きなロックバンドのライブなんだ。くたばってたまるか。
ライブ予定日12時。
「予定通りライブを開催します」
最初は、手放しで喜べはしなかった。
来れない人も沢山いるのに、私だけ楽しんでもいいのか。と本気で葛藤した。
それでも前日にめためたに打ちのめされた気持ちは救われた。
福岡DRUM LOGOS。
日本一好きなライブハウスで、ここでいろんなバンドのライブを見てきた。
初めてここを訪れたのは福岡に越してきた年の5月。andymoriだった。
ステージが高く、フロアには段差がいくつかあり身長が低いわたしでも、どこにいても比較的見やすいのだ。音響もとても良く、わんわんとする音の響きがとても良い。
天神からのアクセスも良好。
そんな大好きなDRUM LOGOSなのだが、
2016年の11月頃にあった某ファッションのお店のイベントで「日本一好きなライブハウスだ」
と公言したのがみっちゃん。
そこからDRUM LOGOSは誇りになった。
いろんなバンドのワンマンライブをここで見た。だが私がライブに行きだした頃、NICOはいつもZeppFukuokaだったので、LOGOSでワンマンを見れる日が来るとは思わなかった。
1日目は個人的に1番見やすいと思っている位置で見ることが出来た。視界良好。
序盤から「いえーーーーーい!!!」と叫びまくる光村氏。いつにも増して狂気的。
N極からはじまるセットリストはやっぱり最高でしかなかった。
アボガドは相変わらず狂気的だし、
勇気と愛もないなんて のアレンジには泣かされるし。
彼らの音楽にはやっぱり力がある。
みっちゃんは、
「今日、来れなかった人が沢山いるのも知っている。でも、俺らはミュージシャンだから、来てくれた人の為にステージに立つ。たとえフロアにお客さんが1人しかいなくても、俺はその人のために全力で歌う。来てくれた人を元気にしたいんだ」
ということを言っていた。
本当にこのツアーは、地震、豪雨、台風、地震と波乱が多かった。毎回何かしら起こってて
「もうリアルなツイスターいいです」って思うくらいに。
台風には1度負けたけど、それでも、
どんなことがあってもステージに立って演奏する姿はとても素敵なものであった。
1日目のアンコール「天地ガエシ」の前に
「今日、来れなかった人に伝えて欲しい。
またこの場所でリベンジしましょう。」
「みんなの声を聞かせてくれ!今日来れなかった奴らに届けよう!」
途中の部分を全員で大合唱したときは
抱えていた今までの何かが崩れてきた。
色々強がってたなぁ、と改めて自分の弱さに気づいた瞬間でもあった。
2日目のアンコールの最後の曲、
「はじめて福岡に来た時からお世話になっていたイベンターさんが退職することになって、俺らのライブ今日で最後なんです。その人が一番好きだって言ってる曲があって、いつも"お前ら!俺の好きなあの曲みたいな曲作れよ!"って言われてて(笑)"や〜だよっ!"とかいうやりとりしてるんですけど、今日はその人への餞別として、そんな曲やってもいいですか?」
という心温まるお話の後に"夏の大三角形"をした。本当に、しかも一番好きなアレンジのやつだったので最高でした。
NICOのライブ見ると、そりゃ演奏力の高さとか歌唱力とか、アレンジとか、毎回圧倒されるんだけど、それ以上にガツンって力が湧いてくるというか。背中を思いっきり蹴りあげられたような気持ちになる。
楽しい!好き!!しか言えない馬鹿なのは承知しているが、「楽しい!好き!!」だけじゃないんだよなぁ。言葉ではとても言い表せないくらいのライブを毎回魅せてくれる。これだからやめられないんだよね。
途中まで去年の7月に書いていたけど放置しまくっていたので詳しく書く気力はありませんが
このまま消すのもあれなんであげました。笑
もう2019年です。
あれから諸事情で関西に舞い戻ってきました。もう今年のツアーも発表されて無事に大阪に行くことになりました。
福岡はBe-1らしくて行きたかったけど無理そうです‥‥。