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はじまりがあれば必ずそれには終わりがある。
そんな当たり前のことを当たり前だと思わなくなっていることが多々ある。
今までいくつものバンドの色んな形の終わりやはじまりをみた。
脱退、活休、解散、失踪、そしてメンバーの他界。
そんななかで「この人たちだけは大丈夫」とどこかで奢っていたのかもしれない。
そんなことないのにね。
最後のアルバムとなってしまった渾身の名盤の1番最後の「bless you?」を聴いた時、やな胸騒ぎがした。あれ、いなくなるの?と。
その胸騒ぎはいちばん悲しい形で現実となってしまった。しかもこんな早くに。
"NICO Touches the Wallsを終了することにしました。"
"壁はなくなった!"
彼らはもう吹っ切れたかのような短い文章で、あっけなく。
正直私は今まで彼らの音楽を道しるべに生きてきたも同然で、ときに肯定して、ときに叱ってくれて、ときには励ましてくれて。
死にたいくらい辛い日々を救ってくれたのも彼らの音楽で。
今まで共に、ときには後ろを歩いて生きてきた。突然手を離されたわたしはどうすればいいのか分からない。
NICO Touches the Wallsとの出会いは16歳くらいのとき。
某CDショップに好きなバンドのCD買いに行って、他になんかないかな?と思っていたときに出会った音楽で。
一目惚れならぬ一聴惚れ。
身体中に凄まじい勢で電流が流れ込んできたことを未だに覚えていて。
4年後にはじめてライブを見れて、
NICOの音楽を通じて交友関係も広がりました。すこしだけ積極的になりました。
たくさんライブ行きました。
行くたびに進化する彼らを尊敬していたし、終わったあともすぐに行きたくなるくらい、彼らの奏でる音楽はすごかったんです。
アレンジも、音楽の幅広さも、表現力も演奏も歌唱力も、すべて。
音源どおりの人達は沢山いるけれど、
音源を越えるライブをする人達はそういない。
彼らは毎回音源を超えていた。これって凄いことだよ。
6/9ロックの日。
全身全霊でライブをしている姿をいまだに覚えていて。
最後にバンダナ振り回して楽しそうにしてたのも。
「夢は言い続けていたら必ず叶うから。」
「これからも迷ったりしても僕らと音楽は必ずそばにいます。」
そう言ってくれたのにね。
あれが最後だったんですか、信じたくないね。
これからだったんじゃないの?
違うんだね。
どうしてなんでって泣いたって現実は変わらなくて、時間だけは過ぎていくなかで私は取り残されてしまったんだと思う。
NICOは世間が思っているような"爽やかで楽しくて明るいロックバンド"ではないのだ。
それも彼らの1面ではあるけれど、
NICOは"雨と夜と闇。"これは好きになったときからずっと変わってない。
ひねくれてるし、なのに純粋なくらいに真っ直ぐだし、泥臭いし、何度倒れても起き上がるし、めんどくさい奴らばっか集まってるし、自信ありげに見えて強がってるだけですぐ弱音吐くし。そんなかっこよくてかっこ悪いところが大好きなんです。
これからの彼らの進む道を応援したい。
だから今だけは泣き言も許して欲しい。
そんなあっさり「そう!お疲れさま!ありがとう!頑張って!」と言えるほど人間出来てない。
こんなめんどくさい君たちだからめんどくさいファンが沢山いるんだよ、申し訳ない。
なんか感情整理できなくてごちゃごちゃかきましたけど、まとまらないや。
ありがとなNICO Touches the Walls。おかげで人生すっげー狂わされたわ。
今まで味わった酸いも甘いも、いくつかは君たちのせいなのでこれからもよろしくな。
さよならなんて絶対言ってやらないからな。
"どんな弱音も、僕の声だ"
GWのはなし。
GW10連休中7日間仕事という結果になった今年。
唯一の2連休を取得し3年振りに関東へ。
5.13 16:00仕事を終えてダッシュで新大阪へ。
駅弁とお土産とスタバを買って新幹線に乗る。
「25」番線にテンションがあがる某バンドのファン。新幹線で名古屋より東に行くのははじめてです。
GW後半ということもあり自由席はパンパン。
指定席も全部埋まっていました。
21時前に東京へ到着。
重たいキャリーケースを引いて、ネズミたちがいる夢の国から帰ってくる人を横目に京葉線のホームを目指す。この道も3年振り。
40分ほど揺られてこの日宿泊する千葉県のホテル。
適当に選んだ割にやけにいいホテルでビビり倒す。温泉もあったので日々の疲れも削ぎ落としてきました。
お部屋がまたこれ17階の「25」号室。
でテンションがあがってしまう単純な私である。
この日は次の日に備えて早めの就寝。
5/4
朝早くにチェックアウトし、まず千葉駅へ移動。この日宿泊するホテルへ荷物を預けて軽装に。
そうです。念願のJAPANJAMへやってきました。
1月の時点でNICO Touches the Walls、UNISON SQUARE GARDENが発表されており、これは行かなきゃ‥‥?という安易な考えで参加を決めてました。本州に来てからフッ軽度が増しましたね。陸続きって大事。
その後まさかのフジファブリックが同じ日に追加されるというミラクル。
NICO Touches the Walls、フジファブリック、UNISON SQUARE GARDENはいわば私の三種の神器のようなものなので、同じ日にこの3バンドを被りなしで見られる奇跡。最高の令和幕開けですね。
NICOT、ユニゾンタオル、フジファブリックの帽子というフル装備で向かう。
蘇我駅を降りると人だかり。
一発目のNICO Touches the Wallsの時間が迫っていたため早歩きで向かう。
リスバン交換して入場、1分でリスバンを落とす始末。すぐに気づいて後ろを振り返るとブルエンTのお兄さんが「落としてますよ!」と届けてくれた。ありがとうございます。
NICOが絡むといつもそそっかしくなるのやめたい。
スカイステージに向かうと既にリハが始まっている。下手側四列目あたりが空いていたのでそこに潜り込む。
「有言不実行成仏」を歌った後アコギに持ち替えて「手をたたけ」を弾き語り。
「手をたたけ」の人気はやはりいまも強い。
11:15~ NICO Touches the Walls
野外ライブ恒例になりつつあるが、光村はグラサン姿。柄シャツと髪型も相まってチンピラにしか見えない。
対馬さんは珍しく帽子被っていなかった。新鮮。
音源よりBPM遅めのアコースティックぽい「天地ガエシ」のイントロ。
この曲が序盤にくるのはなかなか珍しい気がする。ももクロ、04LS待ちで埋め尽くされたこの会場をNICOの色に染めていく感じ、最高でした。間奏部分ではワンマンでは出てこない「オイッオイッ!」という掛け声。フェスならでは。良い。
そこから続く「VIBRIO VULNIFICUS」が相変わらず狂気的。初めて聴いた去年のツアーからもっと進化を遂げていた。
やっぱりこのゴリゴリロックのNICO好きだ。
"舌の先を尖らせる"で舌を尖らせるボーカルが朝から刺激強すぎてダメです。
光「僕らの地元、千葉県へようこそ。
早起きしてくれたみなさんに新曲をプレゼントします。マカロニという曲です。」
NICO特有といっても過言ではないほどの闇と怪しげな雰囲気の「マカロニッ?」
この曲はやっぱりリズム隊の活躍がたまりませんね。ベースの音が特に。
"下品な声飛び交う""泣いてる また泣いてる"という歌詞が印象に残っている。
最近の曲でいうと「いいこになっちゃいけないの」にもっとダークさを加えた感じの印象。
(※個人的な意見ですが)
途中からコールアンドレスポンス。
最初は普通だったのだが
光「へえ、ついてこれてんじゃん」
の後に求められたのはスキャット(しかも激ムズ)。当然我々NICOファンも含め出来るわけがなく「‥‥‥‥」とただただ圧倒される蘇我の民。
ほーん?みたいな顔を一瞬したあと
無理だよ!とジェスチャーなりなんなりしてる人々をみてニヤァとしていた。
そこから「ローハイド」へ。
フェスでローハイドって珍しくないですか?
と思ったけど私結構聴いてるな?
フェスのNICOは2017年のナンバーショット以来だから他がどうなのか知らないけど。
今日も今日とて「君とま↑いにち乾杯しよう」だったので100点満点です。
光「我々は6/5に3年振りにニューアルバムをリリースします。新曲10曲!‥‥10曲作っただけでも十分偉いんですけど、、それに加えて同じ曲のアコースティックverも作ったので20曲レコーディングしました!」
OYSTER、TWISTER同様ACOver収録。
味を占めてる。まったく。2枚別売りでも買うんだけどなぁ。
光「その中から僕らが1番のお気に入りの曲を」
新曲「18?」(ACOver)
"Ginger Lily"や"Tokyo Dreamer"を思い出させるような曲だった。最近オラオラ系を半端なく出している彼の葛藤とか苦悩も感じられた。
やっぱこういう所変わらないよなあと思う。
そういうところ好きなんですけどね。
アルバムの1曲目に相応しいアンセムソング。
はやくアルバムが欲しい。
古村さんのコーラスがめちゃくちゃ綺麗だった。
ここ最近はスーパーサポートメンバー浅野尚志さんのキーボードではじまり、光村さんがシュールすぎる踊りを披露することが定番になりつつあった(?)
「Funny Side Up!」は今日は4人のためギター始まり。
この曲のコールアンドレスポンスはめちゃくちゃ楽しい。
ラストはもちろん「THE BUNGY」
この曲がなきゃやっぱりフェスははじまらない!今日は"灼熱の蘇我"でした。
もちろんその後ニワカ雨降り注いだけど日差しは強くなったね。。
NICO Touches the Walls セットリスト
リハ:有言不実行成仏
手をたたけ(1番のみ弾き語りで。)
1.天地ガエシ
2.マカロニッ?
3.ローハイド
4.18?(ACOver)
5.Funny Side Up!
6.THE BUNGY
関東のフェスでよく出ていて
ずっと食べたかったハム焼きを食す。with酒
空きっ腹に酒はあかん。
酒豪の血を引いているとはいえちょっとふらついたね。寝不足のせいもあるけど。
ハム焼き、塩コショウがしっかりきいている。美味。ジャンキーに見えるけど意外とそうでもなかった。
遠くでベボベが青春時代によく聴いていた曲を歌っているのを聴いていた。懐かしい。
結局TOTALFATと選べずにどちらも見れずに写真タイムになってました。
ロータスステージに向かいフジファブリックを待機することにする。果てしなく上手の最前列。
隣のステージはももいろクローバーZ。
超楽しそう。結構行きたかった。
そうこうしているうちに、こちらのステージにはBiSHが出てきた。
某フォロワーさんに「いいからBiSHを見ろ!」って言われていたこともあり、初めて見ることに。1番最初からカッコイイ。
彼女たちのことあまり知らなかったんだけど、想像よりはるかにパンクでロック。
そしてなにより、ダンスと歌が上手い。
会場の一体感も凄まじまかった。
楽しかった。前の人に合わせて見たけど初心者にはなかなか難しかった(笑)
終わる頃には完璧に虜に。
ボブヘアの子が超絶好みだった(アユニさんというらしい。)
アルバム‥‥借りよ、ときめた令和初のトキメキ音楽です。私が女性グループにハマるのはかなり珍しいんです。
BiSH セットリスト
遂に死
ジャイキラ
星が瞬く夜に
本当本気
ステレオフューチャー
MONSTERS
ファーストキッチンライフ
beautifulさ
BiSH勢がはけたタイミングで上手側最前をゲットしてしまう案件。フェスのフジファブリック、最前取れすぎ案件。
ORANGERANGEが青春時代によく聴いていた曲を歌っているのが聴こえて懐かしい気分になった。
機材が出てきて総くん以外のメンバーが登場。お客さんに「ダイちゃん!!」と叫ばれ「いらっしゃいませぇ〜」とまるでコーヒー屋のマスターみたいな返答。かとをさんはニコニコうなづいてた。癒し。始まる前から緩やかな雰囲気。今回のサポートドラムは黒猫チェルシーの岡本啓佑くん。玉田さん同様、バズドラムが胸まで振動させる、力強い、私のドタイプのドラムを叩くドラマーさんでした。
総くん不在のまま「夜明けのBEAT」。
ローディさんが総くんのギターちょこちょこ弾いてた。
16:30〜 フジファブリック
セッションからはじまり1曲目はまさかの「東京」。言い間違いから生まれたこの名曲は、今後もフジファブリックを代表する曲のひとつになるんだろうか、と思う。
間奏部分ではかとをさん→ダイちゃん→岡本くんの順番でソロパートもあり。
4/19にファイナルを迎えた"FEVERMAN TOUR"同様「Yo!Yo!」から入る総くんのラップも有り。15周年を振り返るように"桜の季節"や"週末雨上がって"などフジファブリックに関連するワードをラップで語っていく。
このいわゆる総ラップは去年のハナレグミさんとのユニット、"ハナレフジ"の影響なんだろうなと思ったらなんだか感慨深い。永積さんにお礼を申し上げたい。
「みんながフジファブリック!」「フジファブリック!」というコールアンドレスポンスも健在。シュールすぎる。
ファン以外の方はどう思ったのだろうか。気になる。こんなバンドだと思わなかった!とかいうだろうな。笑
「ジャパーーーン!!!」とか叫ぶ
週末雨上がった曲「虹」
この曲はやっぱり野外フェスで聴くのが一番好きです。
空を持ち上げるアレも変わらず。
"遠く彼方まで鳴らしてみたい 響け!世界が揺れる!"の合唱は毎度の事ながら圧巻。
総「新曲を初披露します!O.N.Eという曲です!」
徒然草を再解釈。グリーンティーとのタイアップ曲の「O.N.E」。MVで聴いてる時から楽しい曲だなと思っていたけどライブで聴くともっと楽しい!"ララララ"の部分はそのうち会場で合唱が起こるんだろうと思う。楽しい。
間奏のギターが死ぬほどカッコイイんだよなこの曲。超好み。
総「あたらめま‥‥あた‥‥あ‥‥あ、ら、た、め、ま、して!フジファブリックです!」
演奏死ぬほどかっこいいのに、安定のカミ総一郎発揮。城ホールの話もしてました。
まさかここで「STAR」が聴けるとは思ってはいなかった。徒然モノクロームかブルーで来ると思ってた。ラスサビ部分の「飛び出すのならここからだぁー↑!」が死ぬほど好きなので最高。
ラストの「手紙」はいつ聴いてもぐっとくる。
何番煎じか分からないけど現フジファブリックの"茜色の夕日"だ。
少し日が陰り始めたこの時間に聴くと少し感傷的な気持ちになる。
"君ともまた歌えそうな夕暮れ"
フジファブリック セットリスト
リハ:夜明けのBEAT(ボーカルなし)
1.東京
2.虹
3.O.N.E
4.STAR
5.手紙
フジファブリック終了後また早歩き(もはや小走り)で隣のステージへと急ぐ。
既に人で沢山のスカイステージ。
リハーサルは既に終わっていた模様。
ユニゾンのリハーサル結構好きなんだけどこのタイテならリハ見れないのは分かってたから仕方ない。
17:15〜 UNISON SQUARE GARDEN
いつも通り「絵の具」が流れるとメンバーが登場。フェスのためいつもより短め。
ユニゾンは1曲目に何を持ってくるか分からない上にフェスは毎回セトリがちょこちょこ違うので緊張する。
一瞬の静寂の後、鳴り出したのは「クローバー」。蘇我の17時。すこし暗くなり始めて肌寒くなってくるこの時間にこの曲。
フェスの夕暮れ時のユニゾンは結構エモーショナルな曲から始まることが多い気がする。
クローバーの余韻に浸る暇もなく「10%〜」へ。何度も言うが間奏の部分のコーラスがめちゃくちゃ良い。
「誰かが忘れているかもしれない〜」はMMMEツアーぶりに聴いた。(つい最近)フェスに持ってこられるとぶち上がる。
斎藤「はじめましてJAPANJAM!UNISON SQUARE GARDENです!」
はじめてだったんだ、知らなかった‥‥
そこから続く「君の瞳に恋してない」
どう考えてもフェスで聴くとテンション上がる曲第1位(※私調べ)
斎藤さんに構って構ってアピールする妙な動きの田淵を見てワハハっと笑う斎藤さん。
その後全速力で持ち場に戻る田淵。
ワンマンだと追いかけっこしてみたりなんなり色々カオスなんだがフェスでもカオスだった。
貴雄さんのドラムソロからセッションへ。
「フィクション〜」である。
そこでこれ来るか〜???と思うが、ツアーで聴いてめちゃくちゃ好きになったいわゆる"私的、ライブ映えがスゴすぎる曲"です。
途中のクラップがこれまた楽しい。
アルバム曲であり、このTHEユニゾン的おかしな曲をフェスでやるあたりやっぱりユニゾンですね。
「invisible sensation」は何度聴いても好きなんだ。"だから、生きて欲しい!"というフレーズが最近刺さりすぎる。
そこからの「何かが変わりそう」だったのでなんかもう、エモいとしか言い様がなかった。
この曲のラスサビのところがたまらなく好き。
斎藤「UNISON SQUARE GARDENでした!ありがとうございました!」
会場が待ってましたと言わんばかりに大きな歓声があがっていた「シュガーソングとビターステップ」。ド定番だけど、何度聴いてもやっぱり楽しい。いつもアウターで目隠しするドラムが今日は普通だったのが新鮮でしたが、スティック回しはめちゃくちゃしてました。
UNISON SQUARE GARDEN セットリスト
1.クローバー
3.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
4.君の瞳に恋してない
5.フィクションフリーククライシス
7.何かが変わりそう
思いっきり体力使い果たしてしまったのでブルエン見たかったのだけどここで離脱。
甘いものが食べたくてシャーベット食べたら身体が冷え込んでしまったので博多ラーメンを食べた。関西に来てからずっとエセ博多ラーメンばかり食べていたので、久々の本場の味にスープまで飲み干してしまう(デブ)
3大バンド、音楽性は全然違うんだけども
やっぱりどれも最高だった。
高校生の時から大好きなロックバンドは今でもやっぱりカッコイイ。
こんな幸せな日たぶん二度と来ないんだろうな。とすら思った。毎回言ってる気がするけど。
次の日、千葉駅から東京駅へ。
総武線の黄色 にテンションがあがる。
東京に来たならやっぱり、ルノアールではないでしょうか。3年ぶりくらいに来たのでメニュー変わってた。相変わらず美味しかった。特にコンソメスープ。
ちょっと高いんだけど、それでも来ちゃうんだよね。静かで落ち着くし。
12時の新幹線で関西に帰りました。
富士山周辺が曇っていたのであまり綺麗に取れなかったなぁ‥‥。
JAPANJAM、快適なフェスと聞いていたけど、
想像よりはるかに快適でした。フェスにあんな軽装でいけるのが凄い。駅からも近いし。周りになんでもあるし。
また来ます、JAPANJAM!
傘はささない。
2018.07.07-08
NICO Touches the Walls
TOUR2018「NXA」
7/5から降り続いた雨は、次の日には大雨に変わった。川が氾濫するかもしれない、と本気で命の危機すら感じた。翌日からのライブのことを考える余裕すらなかったのだ。
職場では商品訊ねに来たお客さんに「なんでこんな時に営業なんてしてるんだ!」と言われ、必死になって対応していたら「ありがとうな!絶対生きろよ!」なんて励まされて。正直あなたらが来るから営業しなきゃなry
‥‥なんて話は置いておいて。
そこでふと思い出す。明日から大好きなロックバンドのライブなんだ。くたばってたまるか。
ライブ予定日12時。
「予定通りライブを開催します」
最初は、手放しで喜べはしなかった。
来れない人も沢山いるのに、私だけ楽しんでもいいのか。と本気で葛藤した。
それでも前日にめためたに打ちのめされた気持ちは救われた。
福岡DRUM LOGOS。
日本一好きなライブハウスで、ここでいろんなバンドのライブを見てきた。
初めてここを訪れたのは福岡に越してきた年の5月。andymoriだった。
ステージが高く、フロアには段差がいくつかあり身長が低いわたしでも、どこにいても比較的見やすいのだ。音響もとても良く、わんわんとする音の響きがとても良い。
天神からのアクセスも良好。
そんな大好きなDRUM LOGOSなのだが、
2016年の11月頃にあった某ファッションのお店のイベントで「日本一好きなライブハウスだ」
と公言したのがみっちゃん。
そこからDRUM LOGOSは誇りになった。
いろんなバンドのワンマンライブをここで見た。だが私がライブに行きだした頃、NICOはいつもZeppFukuokaだったので、LOGOSでワンマンを見れる日が来るとは思わなかった。
1日目は個人的に1番見やすいと思っている位置で見ることが出来た。視界良好。
序盤から「いえーーーーーい!!!」と叫びまくる光村氏。いつにも増して狂気的。
N極からはじまるセットリストはやっぱり最高でしかなかった。
アボガドは相変わらず狂気的だし、
勇気と愛もないなんて のアレンジには泣かされるし。
彼らの音楽にはやっぱり力がある。
みっちゃんは、
「今日、来れなかった人が沢山いるのも知っている。でも、俺らはミュージシャンだから、来てくれた人の為にステージに立つ。たとえフロアにお客さんが1人しかいなくても、俺はその人のために全力で歌う。来てくれた人を元気にしたいんだ」
ということを言っていた。
本当にこのツアーは、地震、豪雨、台風、地震と波乱が多かった。毎回何かしら起こってて
「もうリアルなツイスターいいです」って思うくらいに。
台風には1度負けたけど、それでも、
どんなことがあってもステージに立って演奏する姿はとても素敵なものであった。
1日目のアンコール「天地ガエシ」の前に
「今日、来れなかった人に伝えて欲しい。
またこの場所でリベンジしましょう。」
「みんなの声を聞かせてくれ!今日来れなかった奴らに届けよう!」
途中の部分を全員で大合唱したときは
抱えていた今までの何かが崩れてきた。
色々強がってたなぁ、と改めて自分の弱さに気づいた瞬間でもあった。
2日目のアンコールの最後の曲、
「はじめて福岡に来た時からお世話になっていたイベンターさんが退職することになって、俺らのライブ今日で最後なんです。その人が一番好きだって言ってる曲があって、いつも"お前ら!俺の好きなあの曲みたいな曲作れよ!"って言われてて(笑)"や〜だよっ!"とかいうやりとりしてるんですけど、今日はその人への餞別として、そんな曲やってもいいですか?」
という心温まるお話の後に"夏の大三角形"をした。本当に、しかも一番好きなアレンジのやつだったので最高でした。
NICOのライブ見ると、そりゃ演奏力の高さとか歌唱力とか、アレンジとか、毎回圧倒されるんだけど、それ以上にガツンって力が湧いてくるというか。背中を思いっきり蹴りあげられたような気持ちになる。
楽しい!好き!!しか言えない馬鹿なのは承知しているが、「楽しい!好き!!」だけじゃないんだよなぁ。言葉ではとても言い表せないくらいのライブを毎回魅せてくれる。これだからやめられないんだよね。
途中まで去年の7月に書いていたけど放置しまくっていたので詳しく書く気力はありませんが
このまま消すのもあれなんであげました。笑
もう2019年です。
あれから諸事情で関西に舞い戻ってきました。もう今年のツアーも発表されて無事に大阪に行くことになりました。
福岡はBe-1らしくて行きたかったけど無理そうです‥‥。
めんどくさいのが、愛だろう?
今年のライブ納め、2月ぶりの大阪城ホール。
in大阪城ホール。
「踊り狂った先には一体何が見えるのか?」という言葉が印象的でした。
ほぼ定刻にて暗転。
白と黒のモントゥーノが流れ出す。
いきなり斎藤宏介君臨かと思えばそうでもなく
スカパラメンバーが登場!
OPの映像めちゃくちゃかっこよかったなぁ。
最初からがんがん飛ばしていくスカパラの音に酔いしれていく。
身体が勝手に揺れる、そんな音楽。
谷中さんの「戦うように楽しんでくれよー!」という言葉で完璧にスイッチが入る。
最初のゲストボーカルはBRAHMANのTOSHI-LOWさん。「野望なき野郎どもへ」を死ぬほどかっこよく歌い上げたと思えば余韻に浸る暇もなく、全力疾走ではけていきました(笑)
そこから数曲やって、キーボードの音が鳴る。
そうです、さかなクンさんでお馴染みの
ParadiseHasNoBorder
ほんとかっこよすぎて好きなんですよね。
途中でGAMOさんを筆頭に「どこだぁ?どこが盛り上がってるんだァ!」と言いながら東西南北回ってきました!加藤さんのギターでバキューンたまりませんね。
この曲で思い出すのが夏フェス、ナンバーショットでは途中でUNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介さん出てきたんですよね。これを思い出して次斎藤さん出てくるんじゃ?と思ったらビンゴ。
赤ストラトを持った斎藤さんがParadiseHasNoBorderのギターをなぞりながら登場。そこから「白と黒のモントゥーノ」
より大人なアレンジに仕上がっていました。
TOSHI-LOWさんと正反対でゆっくりはけていった(笑)
その後、茂木さんとGAMOさんの掛け合いアドリブMC。
「ユンホ〜チャンミン〜間にGAMO」が面白すぎて死ぬほど笑いました。
そこから銀河と迷路
茂木さんボーカル曲ですね!
ドラム叩きながらあんないい声で歌えるなんて素敵だ。
続いて登場したのは銀杏BOYZの峯田和伸さん!水をまいたのかはしゃぎすぎたのか花道で2回くらい転びながら登場(笑)
「ちえのわ」本当にいい曲ですよね。
大好きです。
ゴールデン俳優、ステージ上では安定のロックスターでした。ちなみに帰りも2回くらい転んでました。
炎の映像がでてきてどよめく会場。
スカパラの演奏とともに白い煙があがりそこから現れたのはエレファントカシマシ、宮本浩次さん。登場シーンからかっこいい。
「明日以外すべて燃やせ」
歌い出した瞬間、会場の空気がガラッと変わった。とにかく声量が、すごい。圧倒的。あんな暴れ回ってるのに声が一切ぶれない。
ナンバーショットのときも思ったけど、やっぱりこの人すごいわ。
力強くて太い歌声にただただ立ち尽くしてしまった。
メモリー・バンド は本当にいい曲すぎて。
どのバンドにも言えることだけど、わたし本当にメモリアルソングに弱い。
「お前らもメモリーバンドのメンバーだ!」という言葉が胸に沁みる。
Glorius も大好きな大好きな曲なので嬉しすぎた!!!
アンコール最初はクリスマスカ
あのクリスマスソングのスカver
なんて贅沢なんだ。。
最高のクリスマスイブになりました。
ゲストボーカルにはもう一曲ずつ歌ってもらう
といって最初に登場したのは宮本さん。
エレカシトリビュートでスカパラと高橋一生さんが参加されていた「俺たちの明日」を!
ここ最近、仕事で疲れすぎてしんどくて、
そんなときの「さあ頑張ろうぜ!」は心に突き刺さった。宮本さんの力強くも優しい歌声に励まされた。
入れ違いで出てきたのは斎藤さん。
去り際に宮本さんにハグされて
「やった!宮本さんとハグした😳😳」とご満悦でした(笑)羨ましいぞこのやろー!
宮本さんとのエピソードをニコニコしながら話す彼は可愛かったです。
「スカパラさんとやらせて貰えるのは僕にとって本当に光栄なことで、とても幸せです」
曲フリを頼まれて
「スカパラさんの曲じゃなくて、ユニゾンの曲なんですけど‥‥」
で私の脳裏に浮かんだのは、まあ、シュガーソングやろうな、と。
斎藤「UNISON SQUARE GARDENの、
徹頭徹尾夜な夜なドライブ」
その瞬間久々にギャァァァァ!!
みたいな声を出してしまいました。
あちこちから、ちらほら聞こえた似たような嬉しい悲鳴は間違いなく同士ですね。
スカパラ演奏をバックに夜な夜なを聴ける日がくるとは思いませんでした。
スカアレンジ、めちゃくちゃオシャレでかっこいい。
ワタシドコココハダレダアレのコーラスはホーン隊が。
間奏がこれまた死ぬほどかっこよくて、
ホーン隊がガーーーンッと突き抜けてくる感じで。
その後、サンプラザ中野くんみたいな風貌をしたギムラーさんことTOSHI-LOWさんが登場。
斎藤宏介に「どなたですか?」といじられる。
そして、「ジャングルブギ」を。
TOSHI-LOWさんのジャングルブギめちゃくちゃかっこいいやないか。
サンプラザ中野くんみたいな格好してるけど。
はける時に峯田さんにスキンヘッドカツラを被せるけどすでにスキンヘッドのため突き返されてた(笑)
峯田さんの「寂しかったから音楽を好きになったのか、音楽が好きだから寂しくなくなったのか、わからないけど、僕は今幸せです!」というMCにぐっときた。
似たようなこといってるミュージシャン知ってるけど、こういうこと言うミュージシャンが大好きだ。
谷中さんコーラスで「めくれたオレンジ」を歌ってました。
私は、スカパラの中で一番好きといっても過言ではない曲がこの曲で、とてもとても嬉しかった!峯田さんの歌声にもぴったりはまってる!
もともとフジファブリックがきっかけで知っていて、斎藤宏介さんをきっかけにすこしかじり出して、NICO Touches the Walls主催のライブに呼ばれることをきっかけに本格的に聴きだして、NICOのライブで初めて見て、「ああ、音楽ってたのしい!」と改めて気付かせてくれた。
ナンバーショットで再び見て、次はワンマンだ!と思っていて、今回城ホールにこれて良かったな、と思いました。
ずっと身体が揺れていたり、モンキーダンスしたり、腕を上げたり、声を出してみたり。
心から音楽を楽しむって、素敵なことだな。
スカパラの音に酔いしれて、笑って、踊って、
すこし心に元気が戻りました。
また必ずライブに行くと決めました!
パワフルなおじさんたちでした。かっこいい。
あんな人たちがわたしの会社にいたら毎日頑張れそうだなぁ。嫌な残業だって喜んでやっちゃうかも。
そういえば、NICOさんからもお花届いてました。次のゲストボーカル、光村龍哉、期待して待ってますね!
僕らはすでに持ちあわせている
2018.10.13
ハナレフジ TOUR2018 "宝船"~僕らはすでに持ちあわせている~
※ネタバレがございます。
大阪公演にこれから参加される方はご注意を!!
お久しぶりです、3ヶ月ぶりのライブでした。
記憶力の低下が著しいのでご了承ください。
開場時間、会場入りする前にフジファブリックの新作ミニアルバムを購入。サイン入りポストカードを貰う。
「空いている場所に行こ」と言っていたのですが、足が勝手に下手側に行くのはいつものことです。2段目の2列目。
福岡DRUM LOGOSにおいてこの2段目の1~2列目ってめちゃくちゃ見やすくて個人的にはイチオシの場所。
開演ほぼ同時刻に安定。
陽気なSEに乗って泳ぎながら(?)ハナレフジメンバーが登場。みんなカラフルな衣装。
縦縞とか黄色とか緑とかキリンとか‥‥‥
キリンみたいって永積さんにいじられてモゾモゾしてるこの前TRFのサムさんに間違われたBOBOさん、プライスレス。
☆セットリスト
1.宝船(Acoustic ver)
このツアーのためにつくられたものと思う。
2本のアコースティックギターに、加藤さんはウッドベース!!念願!!
永積さんと総くんの声のハーモニーが心地よい。
海の上に浮かぶ、小舟に乗って聴いている気分。どうぶつの森でいうあのカッパのキャラクターの鼻歌のような。
2.音タイム
ハナレグミの大名曲。
永積さんの優しく、甘い歌声に酔いしれる。
ハナレフジが決まった時点で即借りに行ったアルバムの中で一番好きと言っても過言ではないので聴けて嬉しかった。
3.虹
ベースの音が印象的で、いつもとは違うアレンジだった。アレンジが変わるだけでいつも聴いている音楽の印象が変わるのだ、ということはアレンジおばけがすぎる某ニコタッチズなんちゃらのおかげでよく分かってはいるのだがどのアーティストにも毎回驚かされる。
いつもとは違うアレンジで総くんが歌い、2番に差しかかる時、いつもの音になり永積さんが歌う。なんとも贅沢。
4.Jamaica Song
BOOKER Tという方の楽曲のカバー。
ハナレグミのライブではおなじみみたいですね!とても素敵な曲でした。
5.透明
Jamaica Songから流れるようにイントロに入る。この曲聴くの久々な気がする。
大好きなんですよね、嬉しい。
途中途中で"Jamaica Song"を織り交ぜていたりして、とても素敵だった!
6.電光石火
Jスポのあれ。何度聴いてもサビのドラムの音が特に好き。
7.(新曲)
この曲の正式名称が、「なじむ」なのか「むじな」なのか「むじか」なのかどれかは不明。
サビの部分では「むじか」かと思ったのだがのちに「同じ穴の〜」を繰り返していたので、個人的には「むじな」説を推す。
フジファブリックとハナレグミの良いとこ取りした上で凄まじい化学変化を起こしたかのような曲。ダイちゃんのシンセサイザーが特徴的。
8.GOLDFINGER'99
SUPPER BUTTER DOG時代に池ちゃん(レキシ)がいた位置にいるから自由にやり放題する永積さん「総くんももっと自由にやりなよ」から唐突にはじまった郷ひろみのカバー。
自由にやるものの「まだ足りない!」と永積さんに象徴でもある赤のストラトを剥ぎ取られる
総くん。困惑しつつノリに乗ってきて、ヒロミゴーのようにドヤ顔で着ていたジャケットをパタパタさせながら歌う。
「感じたんだろうか〜!感じたんだろうか〜!かんじたかんじたかんじたかかかかかか感じたんだろうか〜!!!」
総くんの自由が花開いた瞬間を目撃してしまった。永積さん大喜び。多分会場の誰よりも喜んでいた。
9.ブルー
永積さんが「いい曲だよね〜!」と言いながら歌う。ブルーは本当に大好きな曲なので嬉しかった。2番は総くんも歌い、最後はやっぱり総くんに歌わせる永積さん。
2人の声が合わさったときにおこる化学変化がすごい。
この曲に差しかかる時、グダグダになりすぎて
「じゃ、次行きましょう」と軌道を戻す加藤さんに対して「本当にやばいときはちゃんと喋るんだね!笑」と永積さんが言ってて笑った。
10.家族の風景
ハナレグミといえば、この曲じゃないでしょうか。名曲ですね。
暖かい家族の風景が思い浮かぶような、そんな曲。
(永積さんがアコギ、ダイちゃんがアコーディオン、総くんがルアン、加藤さんがウッドベース)
11.ホーランド・ロップ
うさぎ飼いたくなった時のうた。
ハチャメチャ可愛い曲。
ハチャメチャ可愛い。可愛い。
うさぎ欲しくなる。
12.メドレー
・LIFE
・PeaceTree
・ダンス2000
・FUNKYウーロン茶
・ダンス2000
このメドレーの流れが実に素晴らしかった。
総くんの弾き語りからはじまるLIFE。そのままピアノ入ってくると思っていたら永積さんのラップからのPeaceTree。コールアンドレスポンスが楽しすぎた。
今夜はブギー・バック(スチャダラパーfeat.小沢健二)のラップ部分のみ。
「心のベスト10 第一位はこんな曲だった」
からのダンス2000。なるほどこれはずるい。
ダンスフロアーに♪に例えてですかね‥‥なるほど。この曲も聴くの久々すぎる気がする。
そこから畳み掛けるようにあの曲のイントロが。そうです、永積さんといえばSUPPER BUTTER DOGですよね。はい、念願がすぎる
FUNKYウーロン茶。「潤すだけ!」「ウーロン茶!ウーロン茶!」のコールアンドレスポンス出来たのも嬉しかったですね!
そしてそこからLIFEのアウトロが入ってきたりしたのちにダンス2000に戻っていくという。
情報量多すぎてキャパオーバーになりかける。
この流れは本当に素晴らしすぎた。
13.コミニケーション・ブレイクダンス
池ちゃん(レキシ)に扮した金澤ダイスケさんが登場。この曲大好きがすぎるので嬉しかった。ハナレフジ決まった時にSUPPER BUTTER DOGも予習しとこうと思って聴いたらどハマりした曲。TOURグッバイの音源が一番好きです。名古屋では池ちゃん本人が来そうで羨ましいですね。
14.セ・ツ・ナ
こちらもSUPPER BUTTER DOGの楽曲。
こういう楽曲、ドツボなので最高に楽しかった。
15.銀河
フジファブリックといえば銀河。
冬といえば銀河。久々に総くんの銀河ギターソロが聴けたので最高でした。
やっぱり変な曲だけどそこが好きなのです。
16.若者のすべて
真冬の銀河から夏の終わり。
やっぱりいい曲ですね。
永積さん、総くんの声
コーラスの声、どれも重なり合って素敵です。
17.宝船(Electric ver)
一番最初のAcoustic verとはまた雰囲気の違うアレンジ。あちらが小舟ならこちらは宝をたくさん詰め込んだ大きな宝船。
中盤の方は星空の下で歌ってるような、そんな雰囲気の曲だった。呪文みたいな歌詞で。素敵。
ENCORE
18.サヨナラCOLOR
言わずと知れたSUPPER BUTTER DOGの名曲中の名曲。まさか生で聴ける日が来るとは。
色んな思い出とかが蘇ってきて泣きそうになった。数年前にラジオで流れてきて、とても大好きになったこの曲。
「そこから旅立つことはとても力がいるよ」
今の私にはとても響く歌詞。
この曲の世界観とは少し違う立ち位置だけど。
19.WaterLilyFlower
フジファブリックの新曲。
福岡DRUM LOGOSで聴くこの楽曲は予報通り音が降り注ぐ感じでとてもよかった。
わんわんと鳴り響くこの会場ならではの音の鳴り方で素敵だった。
20.明日天気になれ
この曲で終わるのが粋すぎる。
大好きな楽曲。
全体的にゆるいとは聞いていたが
予想の250倍くらいはゆるかった。
終始穏やかな気持ちでライブを楽しむことが出来ました。
そして永積さんの歌声が大好きだなと認識した。ちょっと癖があるけど甘い歌声。好みすぎる。
いつもなら着地失敗して大惨事になる総くんのMCをうまいことまとめてるのも最高でした。
終始ダイちゃんが喋りたそうにしているのは笑った。
そしてやっぱり加藤さんのベースプレイが去年のフレパ以来変わった気がする。素敵。
BOBOさんのドラムは本当に安定感とダイナミック感があって大好きです◎
ハナレフジ、最初はどんな感じなんだろうか?と思っていたけれど、音楽の化学変化は素晴らしいなと思いました。
1年に1度でも、いや2年に1度でもいいからこれからも続けてほしい。
NUMBER SHOT2018
私の夏のはじまり、NUMBER SHOT。
今年は初の2daysでの参加。
※フジファブリックとUNISON SQUARE GARDENのみ熱量多めです。ご了承ください。
DAY1
いつも通り天神からのシャトルバス。
第1便に乗り込む。
シャトルバス乗り場で氣志團ファンのお姉様たちとお話をする。とても優しい方たちでした。
「氣志團はねー変なおじさんたちだけどよろしくね!」と言われた。
シャトルバスの列もリストバンド交換所の列も、そんなに多くないなという印象。
KEYTALKのマスコットで撮ってみたら予想以上にインスタ映え(笑)しそうな写真が撮れた。
会場についてOAを聴きながらレモネードを飲む。爽やかな味で美味しかった。
レモネード売ってるお兄さんに「熱中症気をつけて、楽しんでね!」と言われた。ありがとうございます。
去年ぶりです、フレちゃん。
見る度に好きになる。
新曲、とても良かったです。
最後のオドループの前の
「踊ってないナンバーショットは気に入りませんか!!?」
と言っていたのがハナマル。
去年は「踊ってない福岡知らない」だったのが
今年は「踊ってないナンバーショット知らない」でした◎
わたしにとっては「テレビでよく見る人」のイメージ。予想よりも遥かに熱い人だった。
MCのことばひとつひとつが心に響く。
ファンモン時代の曲、あとひとつやちっぽけな勇気も聴けた。客席の間の柵を全力で駆け抜けていったりと自由度満載であった。
・THE イナズマ戦隊
6年ほど前にUNISON SQUARE GARDEN目当てで行ったZepp!Step!SMA!以来。
毎年NUMBER SHOTには出てるのですが、日程がいつも合わずにこのタイミングで見ることに。いやあ、大好きになりました。
本編では関ジャニ∞に提供したズッコケ男道のセルフカバーを。楽しすぎた。
「すばるくんが卒業しちゃったから、、、この曲を日本一かっこよく歌えるのはもう俺だけだ!」
最後の応援歌には心を動かされた。
全身全霊で歌うボーカリストさん、とても好きだ。
リハーサルでsympathyをぶち込んでくる。
セットリストはフェス仕様、盛り上がる曲を中心に。義勝さんがいつも以上にくるくる回りまくっていた。
若干雨が降ってくるもすぐに日差しが照りつける。暑い。
・氣志團
ひょんなことで、どんたくステージの最前列をGETしてしまう。
山笠ステージはとなり合わせなのでとても見やすい。
出てきた瞬間から楽しい。歌いながら踊れるのかっこいいですね。
終盤で披露されたのはOne Night Carnival 。
うわぁ生で聴けた!なんて感激していたらその後にまさかのOne Night Carnival 2018。
そしてそれはあきらかに星野源の「恋」が混じっていたし普通に恋ダンスをしていた。
来年もくるためにとOne Night Carnival2019も披露されるがあきらかにマキシマムザホルモンが混じっている。とても自由である。
名前は存じてないのだが紫のギターの人がかっこよかった。
念願の!と言ったところでしょうか。
ずっと見てみたかった。
話し出すと緩いおじさんという印象は持ったもののやっぱりギター弾きながら歌う姿はかっこよかった。
よー、そこの若いの では様々な楽しみ方をしている人が多くバンドによくある腕を振りながら飛び跳ねている若者をみて「そこの若いの、ありがとな!」って言っていたのもまた良きだった。
・平井大
ひたすら癒し、という印象。
色んな打楽器を巧みに操るサポートメンバーのお姉さんがかっこよかった。
心地の良い音楽でした。
海の中道にもめちゃくちゃ合うのだが個人的には夕暮れの糸島とかでも聴きたいと思った。
1日目最大のお目当て。
平井大さん終了後、BOBOさんが登場。
グラサンでオールバック、15秒くらい[ALEXANDROS]のサトヤスに見えた。
その後、金澤さん、加藤さんが登場。
総くん不在のまま夜明けのBEATでサウンドチェック。
どうやら金澤さんのMacの調子が芳しくなかったらしい。のちに日除けカバーがかけられていた。
本編
16:50からスタート。
少しの静寂のあと若者のすべてからスタート。
夕方5時のチャイムに合わせたのか、粋すぎる。続く虹ではいつもなら「イェェエエイ!!」と叫ぶところが「ナンバーショットーーー!!!!」であった。大いに盛り上がる。
やっぱりフェスで聴くこの曲が死ぬほど好きだ。ラスサビの合唱のあとの総くんの笑顔、プライスレス。
畳み掛けるように新曲電光石火へ。
ライブで聴くのは2回目なのだが相も変わらず楽しい。
颯爽と出てくるショルキー、叫ぶ私。
夏といえば!やっぱりSuffer Kingでしょう。
この曲を海の中道でずっとずっと聴きたかった!加藤さんが目の前に来てニコニコしながら会釈してお立ち台へあがってベースを弾いたり、上手側に戻ったときに「こいやこいや」みたいなジェスチャーで煽る。
去年のフジフレンドパーク(w/UNISON SQUARE GARDEN)から加藤さんのベースプレイが変わった気がする。やっぱり田淵くんの影響なんだろうか。はてさて。
最後のサーファー気取りアメリカののフレーズをひとりひとりソロで弾く。最高。
「NUMBER SHOTにどうしても出たくて、主催者の方に直談判しました!!NUMBER SHOTー!!!!!」と嬉しそうに叫ぶ総くん。
私も嬉しい、前回海の中道に来たのは6年前、まだ前身のHIGHER GROUNDだったときだもんね。
フジファブリックが来年15周年を迎えることや故郷への思いを語ったあと、最後に新曲を、と手紙を。(どこかのライブで「東京」と言い間違えた案件を無駄に心配してしまった。)
夕暮れ時に聴くこの曲は反則だ。
シートエリアに戻ってウカスカジーを。
リハーサルの時点で既に他の人達とオーラが違う。
Anniversaryや春の歌などが聴けて嬉しかった。そして彼らは観客を巻き込むのがとても自然でうまい。さすがだった。
2日目に備えてウカスカジーを終えて泣く泣く退散。ホルモンの音漏れを聴きながら帰りました。
Day2
朝起きたら本来家を出るべき時間で焦る。
起きて30分も立たないうちにおうちを飛び出る。全力で走る。なんとかシャトルバスには間に合った。
昨日に比べてめちゃくちゃ人が多い。人気バンドが勢揃いしているので仕方が無いのだが。
朝ごはんを食べていなかったので会場についてOAを見ながらオムそばを食べる。
緑黄色野菜、とてもよかった。
・ヤバいTシャツ屋さん
リハーサルの時点で全力。
スタンディングエリア、既に大盛り上がり。
本気でもMCはコヤマさんが「おはよーございまーーーーす!!」の連呼くらいで曲をバンバンやる。ありぼぼちゃんの声が高い。
最後のハッピーウエディング前ソングが死ぬほど楽しかった。
友達のひとりがガチりに行ったのでほかの友達とかき氷を食べながら見る。
koieさんのシャウト半端ないって。
ドォーモという番組で「ヤバい中学屋さん」と10回くらい連呼していたイメージしかないので半端ないって。
あちこちでサークルモッシュやヘドバンか起きている。さっきとは全然違う雰囲気である。
めちゃくちゃかっこいいバンドだった。
山笠ステージ側のスタンディングエリアへ移動。とにかくかっこいい、その一言に尽きる。
ずっと気になっていたバンドではあるのだけど、やっと見れた。
熱いロックンロールを響かせてくれた。
ラストの曲「ありがとう」がとても良かった。
初見。数曲くらいしか知らないので後ろで見る。椎木さんが出てきた瞬間に黄色い歓声が起こる。
音楽に関してはめちゃくちゃかっこよかったし、普通に好きだと思った。
‥‥が、やはり私はボーカルの彼がどうしても好きになれないのだ。ファンの方本当に申し訳ない。あ、声質は好きです。
これまたひょんな事で次の山笠ステージの出番であるアクトの最前(とはいえ花道)をゲット。ここから、どんたくステージのオーラルを見ることとする。
‥‥にしても日差しが痛い。
カンタンナコト は定番曲ではあるものの何度聴いても好きだ。
城ホールから5150 のアレンジ変わりましたね。最初の「あとどれくらいの〜」がなくなった。これもまた良き。
雲行きが怪しくなってきて大粒の雨が降ってきた。
「俺もお前らと一緒に濡れるわ!!!」と前に出てきて歌う、雨に濡れる山中拓也、死ぬほどかっこいい。雨も滴るなんとらや。
徐々に強まっていく雨、とうとう雷が鳴り出す。オーラル終了後、一時の中断がアナウンスされる。雷がなっているから動かずその場に座って待機するように、と。
雷が鳴り響く中、ひとりサウンドチェックをはじめるオンドラムスタカオスズキ。
スタッフさん総出で床を拭く中、サウンドチェックを終えて丁寧にシンバルを拭く彼は癒しだった。
雨具なんてものはシートエリアに放置していたのでその場を動けず日除けのために被っていたキリンのフードタオルはびしょ濡れ。寒い。とにかく寒い。
強まる雷と雨。
10分、15分と伸びていく再開時間。
もうこのまま中止になることも覚悟した。
中断から約1時間40分後
なんとか雷雲が遠のき、再開がアナウンスされUNISON SQUARE GARDENのメンバーがステージへ。サウンドチェックのスタートである。
セッションからはじめ斎藤さんが「Hey〜HEY!Hey!check!check!check!Hey〜」と歌う。なるほど、これが噂のユニゾンのサウンドチェックか。これ音源化してくれ。
この時点で会場のボルテージはあがりクラップが起きる。
一通りのサウンドチェックを終えて田淵さんにマイクチェックをして欲しい斎藤さん、
「たぶちっ」と呼ぶもベースに夢中で気づかない。再度「たぶちっっ!!!(マイクチェックしてというジェスチャー)」をしてようやく気付き歌う田淵さん。なにこれ映像化しよ。
斎藤さん「雨の中長い時間ずっと待っててくれてありがとうね。みんな無事ですか?ナンバーショット、まもなく再開します!」
そんな粋な言葉に思わずほろり。
スタッフさんたちの頑張りで
予定よりはやくNEXTARTIST is‥‥と表示されると今日1番くらいの歓声が巻き起こる。
絵の具が流れ、いつもより早めに3人同時にステージへ。
そのままセッションへ。しかもベースソロから。私、歓喜。
聴き覚えのある和音が鳴る。
静謐甘美秋暮抒情 である。
夏フェス開幕宣言が静謐甘美って。最高かな。
外はすでに夕暮れ、雲が切れて一瞬の晴れ模様。そんな中でのこの曲はエモーショナルであった。
余韻に浸る暇もなく続く君の瞳に恋してない
「嵐の中濡れるくらい構わないからバスタオルは任せた」がやけに染みる。
毎度の如く、田淵、暴れ回る。楽しそう。
「Friday 君を待ってる時間 待ってる時間は辛くないけれど冷静さは保ってらんない!」
おそらくユニゾンファンのみが盛大な歓声をあげたであろうフライデイノベルス
いや、めちゃくちゃ辛かったけど辛くなかったな。冷静さは保ってらんなかった。
雨に打たれてる時間なんて「これは何の罰ゲームか」って笑っても怒ってもないけれどそんなこと思っていたりいなかったり。
どちらかと言えば水と雨についてのことしか考えてなかった。
山笠ステージを走り回る田淵、下手側ギリギリまできて花道付近でみてる人達へ思いっきり笑いかける。さっきまで狂気的すぎる動きで大爆笑していた後ろの人たちをいとも簡単に恋に落としてしまう。恐ろしい男である。
続く10%roll,10%romanceではやはり田淵のコーラスが死ぬほど好きだ。
斎藤さんの伸びかな声が海の中道に響き渡るのがなんとも良かった。
斎藤さん「次で最後の曲です!ありがとう、UNISON SQUARE GARDENでしたっ!」
会場から最後を惜しむ「えー!!!」が聞こえるがそれも畳み掛けるように!シュガーソングとビターステップ へ。やはり人気な曲、会場から盛大な歓声が起きる。
ふとオンドラムスタカオスズキをみるとジャケットで目隠しをしてドラムを叩いている。
ユニゾンファンにはお馴染みの光景ではあるがざわつく会場。スティックをくるくる回しダイナミックにドラムを叩く、さすがである。
体感5秒で終了したユニゾンのアクト。
最後田淵が下手側にいる人達をみて
「風邪ひくなよ!またな!」みたいなこと言って笑顔で帰っていった。惚れた。(元から)
目隠しのまま前にふらふらやってきて一礼をして去るオンドラムスタカオスズキ、素敵だった。
あまりにも寒すぎて替えのTシャツに着替えて薄手パーカーを羽織る。だが寒い。
唐揚げ丼を食べながら後ろで10-FEETをみる。
10分カットだったのだろうか、「時間が無いから早速行くぞ!」とリハからそのまま本編へ。
RIVER はやはりいい曲だ。
私がNUMBER SHOTに来てから3年。
毎年欠かさずみているバンドだ。
リハーサルでStand by me は素晴らしかった。
毎年見てるけど「かっこいいなぁ、いいなぁ」で終わっていた彼らの音楽、今年は本当に好きになった。それとなく毎年ナンバーショットを軽くdisる細美さん。笑
でも毎年細美さんが言った「dis」を改善するNUMBER SHOT運営。素敵だと思うよ。
今年は「規制がうぜぇ」「おままごとみたいなフェス」だった。disりすぎて笑ってしまった。
最後に歌われたグラニート が心に響きすぎた。
細美さんの言葉の一つ一つ全てがかっこよくて、この人が老若男女問わずに愛されるわけを知った。そりゃ好きになるよ、みんな。
念願のエレカシ!最初からなにやらぶち壊れている宮本さん。煽りがすごい。顔がガチ。
たぶんユニゾンを知らない人が田淵をはじめてみたときこういう気持ちだったんだろうなとは思った。だけどそれがまたかっこいい。
RAINBOWを歌っている時に虹が出たり、
目を見開いて叫んだ瞬間に稲妻が走ったりと演出かな?と思ってしまうほど偶然がかさなっていた。
悲しみの果て が聴けたのは大きかったなー。
「お尻出してブー!!!」とかよくわからんこと言ってて思わず笑ってしまった。宮本さん、こんな面白い人だったんだね。
1番最後は大名曲 今宵の月のように 。
それこそ10年ほど前に「僕らの音楽」という番組でレミオロメンがこの曲をカバーしていて、それ以来大好きな曲の1つ。ずっと生で聴いてみたかったので嬉しかった。やっぱりいい曲だ。
大トリまでいるのは実ははじめて。
Diamond In Your Heart で細美さん登場!
めちゃくちゃかっこよかった。
Samurai Dreamers <サビレルナ和ヨ>
閃光
ではタクマさんが!
こちらもめちゃくちゃかっこいい◎
タクマさん、ここではMCをしてました!
「この間電車に乗ってたら、前にいた女性2人組が10-FEETの話してて、"10-FEETのボーカルって、関西人だからミネラルウォーターのことミネウォって略しててイヤ〜"って!ミネウォじゃなくてミネウォ(関西でいうマクドの発音)やし!」って言ってて笑ってしまった。
あとステージいっぱい走り回ってた!
タクマさんが終わったあと
なんかのCMでも流れている曲
Paradise Has No Border !
ここでなんと白スーツの斎藤宏介登場!!!!!
お立ち台の上に上がってギターソロ!
この時のドヤ顔たまらんかったな。
そしてそのまま白と黒のモントゥーノ !
最後までいたかいあった。素敵すぎる。
この時の斎藤宏介、イケメン度マシマシでした。まさか海の中道でモントゥーノ出来るなんて生きててよかった‥‥‥‥。
その後はシャトルバスに並ぶために
音漏れを聴きながら泣く泣く会場を後にしました。
バスの中がこれまた死ぬほど寒くて‥‥
福岡市内に戻った時めちゃくちゃ暖かかった‥‥。
こうしてNUMBER SHOTは今年も無事に終了。
今年こそは日焼けしねえ!と、対策はしたものの残念ながら顔だけはこんがりしてしまいました。。。
超インドア派なのですが夏フェスだけはやっぱり大好きだ。また来年!
髪の毛うねる系の人
※この記事は現在敢行中のツアーのネタバレを含んでおります。これから参加される方はご注意ください。
※記憶が曖昧な部分があります。たまにしれっと追記や修正をしております。ご了承ください。
※音楽的知識は皆無なので適切ではない表現をしてしまう可能性もあります。ご了承ください。
NICO Touches the Walls
TOUR2018"NXA"-Acoustic Side-
@博多百年蔵ホール
博多は山笠の季節。
今年も博多の街に"飾り山"が多く飾られている。
今年も素敵な飾り山だなぁと思いながら裏へ回ると見た事のあるものが。
そう、ご存知、ゴリパラ見聞録。
わたしは最近までこのゴリパラ見聞録が全国ネットということを知りませんでした。笑
博多一幸舎のラーメン。
長浜系よりはこってりめ。
かなりとんこつの香りがあるので
こってりもったりした、豚骨ラーメン好きな方にはおすすめです。
サービスでデザートをいただきました。
ストロベリーアイスにチョコペン付き。
坂立くんのつもり。これでもつもり。
絵心が欲しい。
大雨が降りしきる中、博多百年蔵へ。
博多駅からはそう遠くないですね。
会場へ向かうと直売所がありました。
そこの一部のスペースがどうやら「待合室」だったそうで、そこで待っていてくださいねーと言われ待つことに。
直売所がすぐそばにあり、なおかつ日本酒の試飲もできるとのことで、行ってみました。
かねてより気になっていたあまおうのスパークリングが美味しすぎて購入しました。
お酒得意じゃなくても甘くて飲みやすいのでぜひ。
18:30頃より会場。
横幅広めに設置されたイス席の上手側の前から10列目くらいに着席。横には通路挟んでまた椅子があるという感じ。
"酒蔵"だけあって会場の雰囲気も和な感じ。
19時定刻少しすぎた頃にステージの明かりが点灯。当然前のついたて付近から出てくると思っていた訳なのですが‥‥光村氏が私の真横を通過していくではないですか。
あまりにも唐突でびっくりしすぎて「ええぇ‥‥?うそぉ?」なんて間抜けな声を出してしまった。本人に聞こえていないことを祈る。
1.N極とN極
エレキサイド同様N極始まり。
ただ違うのは最初は「光村一人での弾き語り」だった。酒蔵特有の響きなのか、ホール全体に歌声が響き渡る。一瞬にして虜になる。
途中で後からバンッと物音がした、その数秒後にミニオンみたいな配色をした対馬さんが横を通過。光対セッションとなる。
1曲目終了後、ほか2人のメンバーも呼び寄せる。もちろん真横を通過する。
2.手をたたけ
去年FM802のイベントやイイニコの日でしていたアレンジ。
「Howdy!〜」に入っているものよりもギターのカッティング(?)が特徴的。
"身体揺らせ〜♪♪"を聴けたことに静かに歓喜。
全"手をたたけ"アレンジの中で一番好きかも。
3.Funny Side Up!
浅野くんのバイオリンが入っていないため、CDとは異なるアレンジ。
中盤部分のちょっと苦し紛れに歌うところからのファルセットが最高◎
光村「こんなに裏拍の手拍子うまいの僕らのお客さんくらいです」
それはもう裏拍を鍛えられまくってますから‥‥
敬愛するNICO Touches the WallsのパクリをしてるACO Touches the Wallsです。
と別人であることを強調。笑
光村「僕、日本酒大好きなんですよ。‥‥悔しい‥‥」
せっかくの酒蔵なのにツアーの為、禁酒中(?)のお酒大好きなボーカル、本気で悔しそうな、物欲しそうな顔をしながら隣で美味しそうに酒を飲む何リミテッドサザビーズの人みたいな髪色をしたギタリストを見る。
光村さんには申し訳ないけ笑ってしまった。ツアー終わったら沢山飲んでね。健康に害をきたさない程度に。
4.ストロベリーガール
光村「僕の今の気持ちを歌います」
これはこの百年蔵に置いてあるあまおうのスパークリングにかけているのか否かは謎。
アコースティックverを生で聴くのははじめてのため新鮮な印象を持つ。
原曲とは違う「大人」なストロベリーガール。
練乳たっぷりかけた甘ったる味じゃなくて、リキュールに漬け込んだ大人の味。
光村「酔った君を食べちゃうぞ」(甘ったるい声)
ここで不覚にもめちゃくちゃときめいてしまったことは認める。ごめん。何度も言うけれどほかのバンドマンなら「は?」案件です。
まあ「何言ってんだこいつ」くらいは思った。申し訳ない。
2016年のクリスマスのロゴスではこの曲の前に
「クリスマスぽいことしてないからプレゼント代わりに君たちをいただきます。お前らのこと食っちまうからな!」
みたいなこと言ってましたね。
福岡でストロベリーガールやるときそういうこと言いがちだね。まあその時も「何言ってんだこいつ」とか思いながらしっかりときめいたんですけど。
古村「あらま〜♡」
酔ってるな?確実に酔ってるやろ。かわいい。
5.夢1号
「Howdy!~」の時から思っていたけれどオシャレなBARとかでかかってそう。
まさにこの会場にピッタリであった。
間奏から"理屈じゃ〜♪"のところが何よりも好きで生で聴けたことに感謝したい。
光村「夢の世界に(中に?)連れて行っちゃうぞ」
古村「あらま〜〜ですねぇ」
語彙力が死にすぎてるぞ。
6.ホログラム
夢1号からこのつなぎ方はずるいです。
こちらも「Howdy!~」からのアレンジ。
7.bud end
光村1人での弾き語り。マイクレス。生歌。
彼の歌声に酒蔵特有の響きが絶妙にマッチしている。心地よい響きだった。
「♪一か八かで注いだ‥‥‥‥日本酒‥‥言い難いな‥‥‥‥ワイン〜♪」
サビにさしかかるときには鳥肌が止まらなくなった。そう、やっぱり歌が上手いのだ。
心に響きすぎてほろっとした。
ボーカリストとしての「貫禄」を改めて見せつけられた。
酒蔵の響きとかで少し泣きかけたという光村氏。
光村「自分で歌っておいて泣きかけるなんて恥ずかしい。この曲は最近書いた中でも一番のお気に入りで。32になってまでも大人になるってどういう事なのか考えてます。‥‥あっ‥‥
(ここで別人設定忘れに気づく)‥‥ってメールでいってました!みっちゃんが!」
8.夏の大三角形
対馬氏をステージに呼び戻し、2人でのセッション。ひとつのマイクを2人で使って歌う。
光村「(対馬さんの胸あたりをコツコツしながら)意外と鳩胸なんですよ」
対馬(ドヤァ)
これもFM802のときのアレンジ。
今日は「すべて→が変わるなんて」でした。
対馬さんのコーラス相変わらずめちゃくちゃ上手い。
光村「NICO Touches the Walls先輩は7/25にTWISTAR EPというEPを出します。前回のOYSTERでも高評価をいただいたので今回もやらせてもらえることになりました!NICO先輩は明後日しあさって、ドラムロゴスでバキバキのライブをやるでしょうし新曲もやると思います。その新曲を今日は僕達が先にやります!」
古村「前も1回あったよね」
光村「日程的に僕らの方が先だし‥‥前回は許してくれたけど2回目は怖いな〜」
対馬「光村さん怖いもんね」
光村「‥‥そんな悪い人じゃないんだよ‥‥怒んないし‥‥音楽に関しては怒るしめんどくさいけど‥‥(小声)」
9.VIBRIO VULNIFICUS
エレキverよりは刺激は優しめだけどこちらもヒリヒリするアレンジ。
エレキverはサビのシンセサイザーの音が特徴的だったのに対し、ギターの音が特徴的だな、という感想。歌声もすこしマイルドめ。
ただ人食いバクテリアなだけに中毒になると危険だ。気づいた時にはもう手遅れだ。
10.mujina
繋ぎ方が最高にうまい。
坂倉氏の見せ場、前に出てきてベースソロ。
スラップが最強に妖艶。
カウベル(?)をカンカン叩く光村氏のノリノリさが少年のようでした。
11.ニワカ雨ニモ負ケズ
和歌山アレンジにさらに磨きがかかっていた。
最初のところ大好きなんですよねえ。
途中でスキャットも入ってましたね!久々!
古くんギターソロにさしかかるときに前に出てくる光村。元の位置に戻る時になにかに引っ掛けて古くんのマイクスタンドが倒れるアクシデント!それでもギターソロを続ける古くん、さすがです。
ラスサビ前に音が止まり空気をめいいっぱい吸う。みんなが飲んでいるお酒の残り香を摂取しご満悦の表情。
12.天地ガエシ
「Howdy!~」のアレンジ。
実はこの曲はわたしはACOverの方が好きだったりする。もちろんエレキ‥‥いやご本家様も大好きなんですけどね。
ギターのアルペジオがとても綺麗ですよね。
13.来世で逢いましょう
けして幸せな曲ではないのだけれど何故か楽しい気持ちになるこの楽曲。
ACOのアレンジでは「暖かみ」を感じた。
ほろっとしてしまう。
途中の掛け合いは対馬さんでしたね!
encore
光村「もう一曲新曲やります!ナイショね!ナイショ!」
14.FRITTER
光村「この曲は僕達の方がいい!」
ご本家様のバッキバキの煽り満載のロックナンバーとは変わり、賑やかな印象。
クラップが最高に合うし楽しい。野外で聴いたらたぶん踊る。自然と身体が揺れ動く。
この時の対馬、坂倉のリズム隊コンビの動きがシンクロしていたのも魅力的であった。
15.口笛吹いて、こんにちは
ACO Touches the Wallsといえば、この曲ですね!口笛もばっちり決まっておりました。
いつ聴いても幸せな気分になれる曲。
「じゃなーーい!」は坂倉さんでした。
歌ったあとエヘへ‥‥みたいな表情浮かべてました。笑
終演後、しばらく拍手が鳴り止まなかった。
それくらい、いいライブでもっともっと聴きたいと思った。あんなにも暖かい気持ちになれるライブは久しぶりだった。
アコースティック編成がうまいバンドは本物だと思っているのだけれど、それを見事証明してみせるバンドがNICO (ACO)Touches the Wallsだ。
アコースティックを「ただのアコースティック」に留めない彼らの才能にただただ頭が上がらない。
またACOの全国ツアーをやって欲しい。
その時は再度、百年蔵で。
彼らからの「ささやかなお土産」がささやかすぎてなんとも素敵だった。
そういえば猫っ毛で湿気で髪の毛うねっちゃうってみっちゃんが金髪にしたからって金髪にしたACOのボーカルの人がいってました。
「みんな(髪の毛)うねる系の人ですか?」