僕らはすでに持ちあわせている

2018.10.13

ハナレフジ TOUR2018 "宝船"~僕らはすでに持ちあわせている~

 

 

※ネタバレがございます。

大阪公演にこれから参加される方はご注意を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お久しぶりです、3ヶ月ぶりのライブでした。

ハナレフジ。ハナレグミフジファブリックのユニット。

記憶力の低下が著しいのでご了承ください。

 

 

 

 

開場時間、会場入りする前にフジファブリックの新作ミニアルバムを購入。サイン入りポストカードを貰う。

「空いている場所に行こ」と言っていたのですが、足が勝手に下手側に行くのはいつものことです。2段目の2列目。

福岡DRUM LOGOSにおいてこの2段目の1~2列目ってめちゃくちゃ見やすくて個人的にはイチオシの場所。

 

 

開演ほぼ同時刻に安定。

陽気なSEに乗って泳ぎながら(?)ハナレフジメンバーが登場。みんなカラフルな衣装。

縦縞とか黄色とか緑とかキリンとか‥‥‥

 

キリンみたいって永積さんにいじられてモゾモゾしてるこの前TRFのサムさんに間違われたBOBOさん、プライスレス。

 

 

☆セットリスト

 

1.宝船(Acoustic ver)

このツアーのためにつくられたものと思う。

2本のアコースティックギターに、加藤さんはウッドベース!!念願!!

永積さんと総くんの声のハーモニーが心地よい。

海の上に浮かぶ、小舟に乗って聴いている気分。どうぶつの森でいうあのカッパのキャラクターの鼻歌のような。

 

2.音タイム

ハナレグミの大名曲。

永積さんの優しく、甘い歌声に酔いしれる。

ハナレフジが決まった時点で即借りに行ったアルバムの中で一番好きと言っても過言ではないので聴けて嬉しかった。

 

3.虹

ベースの音が印象的で、いつもとは違うアレンジだった。アレンジが変わるだけでいつも聴いている音楽の印象が変わるのだ、ということはアレンジおばけがすぎる某ニコタッチズなんちゃらのおかげでよく分かってはいるのだがどのアーティストにも毎回驚かされる。

いつもとは違うアレンジで総くんが歌い、2番に差しかかる時、いつもの音になり永積さんが歌う。なんとも贅沢。

 

4.Jamaica Song

BOOKER Tという方の楽曲のカバー

ハナレグミのライブではおなじみみたいですね!とても素敵な曲でした。

 

5.透明

Jamaica Songから流れるようにイントロに入る。この曲聴くの久々な気がする。

大好きなんですよね、嬉しい。

途中途中で"Jamaica Song"を織り交ぜていたりして、とても素敵だった!

 

6.電光石火

Jスポのあれ。何度聴いてもサビのドラムの音が特に好き。

 

7.(新曲)

この曲の正式名称が、「なじむ」なのか「むじな」なのか「むじか」なのかどれかは不明。

サビの部分では「むじか」かと思ったのだがのちに「同じ穴の〜」を繰り返していたので、個人的には「むじな」説を推す。

フジファブリックハナレグミの良いとこ取りした上で凄まじい化学変化を起こしたかのような曲。ダイちゃんのシンセサイザーが特徴的。

 

8.GOLDFINGER'99

SUPPER BUTTER DOG時代に池ちゃん(レキシ)がいた位置にいるから自由にやり放題する永積さん「総くんももっと自由にやりなよ」から唐突にはじまった郷ひろみのカバー

自由にやるものの「まだ足りない!」と永積さんに象徴でもある赤のストラトを剥ぎ取られる

総くん。困惑しつつノリに乗ってきて、ヒロミゴーのようにドヤ顔で着ていたジャケットをパタパタさせながら歌う。

 

「感じたんだろうか〜!感じたんだろうか〜!かんじたかんじたかんじたかかかかかか感じたんだろうか〜!!!」

 

総くんの自由が花開いた瞬間を目撃してしまった。永積さん大喜び。多分会場の誰よりも喜んでいた。

 

 

9.ブルー

永積さんが「いい曲だよね〜!」と言いながら歌う。ブルーは本当に大好きな曲なので嬉しかった。2番は総くんも歌い、最後はやっぱり総くんに歌わせる永積さん。

2人の声が合わさったときにおこる化学変化がすごい。

この曲に差しかかる時、グダグダになりすぎて

「じゃ、次行きましょう」と軌道を戻す加藤さんに対して「本当にやばいときはちゃんと喋るんだね!笑」と永積さんが言ってて笑った。

 

10.家族の風景

ハナレグミといえば、この曲じゃないでしょうか。名曲ですね。

暖かい家族の風景が思い浮かぶような、そんな曲。

 

(永積さんがアコギ、ダイちゃんがアコーディオン、総くんがルアン、加藤さんがウッドベース

 

 

11.ホーランド・ロップ

うさぎ飼いたくなった時のうた。

ハチャメチャ可愛い曲。

ハチャメチャ可愛い。可愛い。

うさぎ欲しくなる。

 

12.メドレー

・LIFE

PeaceTree

今夜はブギー・バック

・ダンス2000

・FUNKYウーロン茶

・ダンス2000

 

このメドレーの流れが実に素晴らしかった。

総くんの弾き語りからはじまるLIFE。そのままピアノ入ってくると思っていたら永積さんのラップからのPeaceTree。コールアンドレスポンスが楽しすぎた。

今夜はブギー・バックスチャダラパーfeat.小沢健二のラップ部分のみ。

「心のベスト10 第一位はこんな曲だった」

からのダンス2000。なるほどこれはずるい。

ダンスフロアーに♪に例えてですかね‥‥なるほど。この曲も聴くの久々すぎる気がする。

そこから畳み掛けるようにあの曲のイントロが。そうです、永積さんといえばSUPPER BUTTER DOGですよね。はい、念願がすぎる

FUNKYウーロン茶。「潤すだけ!」「ウーロン茶!ウーロン茶!」のコールアンドレスポンス出来たのも嬉しかったですね!

そしてそこからLIFEのアウトロが入ってきたりしたのちにダンス2000に戻っていくという。

情報量多すぎてキャパオーバーになりかける。

この流れは本当に素晴らしすぎた。

 

13.コミニケーション・ブレイクダンス

池ちゃん(レキシ)に扮した金澤ダイスケさんが登場。この曲大好きがすぎるので嬉しかった。ハナレフジ決まった時にSUPPER BUTTER DOGも予習しとこうと思って聴いたらどハマりした曲。TOURグッバイの音源が一番好きです。名古屋では池ちゃん本人が来そうで羨ましいですね。

 

14.セ・ツ・ナ

こちらもSUPPER BUTTER DOGの楽曲。

こういう楽曲、ドツボなので最高に楽しかった。

 

15.銀河

フジファブリックといえば銀河。

冬といえば銀河。久々に総くんの銀河ギターソロが聴けたので最高でした。

やっぱり変な曲だけどそこが好きなのです。

 

16.若者のすべて

真冬の銀河から夏の終わり。

やっぱりいい曲ですね。

永積さん、総くんの声

コーラスの声、どれも重なり合って素敵です。

 

17.宝船(Electric ver)

一番最初のAcoustic verとはまた雰囲気の違うアレンジ。あちらが小舟ならこちらは宝をたくさん詰め込んだ大きな宝船。

中盤の方は星空の下で歌ってるような、そんな雰囲気の曲だった。呪文みたいな歌詞で。素敵。

 

 

ENCORE

 

18.サヨナラCOLOR

言わずと知れたSUPPER BUTTER DOGの名曲中の名曲。まさか生で聴ける日が来るとは。

色んな思い出とかが蘇ってきて泣きそうになった。数年前にラジオで流れてきて、とても大好きになったこの曲。

 

「そこから旅立つことはとても力がいるよ」

今の私にはとても響く歌詞。

この曲の世界観とは少し違う立ち位置だけど。

 

19.WaterLilyFlower

フジファブリックの新曲。

福岡DRUM LOGOSで聴くこの楽曲は予報通り音が降り注ぐ感じでとてもよかった。

わんわんと鳴り響くこの会場ならではの音の鳴り方で素敵だった。

 

20.明日天気になれ

この曲で終わるのが粋すぎる。

大好きな楽曲。

 

 

全体的にゆるいとは聞いていたが

予想の250倍くらいはゆるかった。

終始穏やかな気持ちでライブを楽しむことが出来ました。

そして永積さんの歌声が大好きだなと認識した。ちょっと癖があるけど甘い歌声。好みすぎる。

いつもなら着地失敗して大惨事になる総くんのMCをうまいことまとめてるのも最高でした。

終始ダイちゃんが喋りたそうにしているのは笑った。

そしてやっぱり加藤さんのベースプレイが去年のフレパ以来変わった気がする。素敵。

BOBOさんのドラムは本当に安定感とダイナミック感があって大好きです◎

 

 

ハナレフジ、最初はどんな感じなんだろうか?と思っていたけれど、音楽の化学変化は素晴らしいなと思いました。

1年に1度でも、いや2年に1度でもいいからこれからも続けてほしい。